東南アジア農村放浪記

途上国の農村に訪れたときの体験記、学びを綴る

タイを訪問~10年ぶりのタイとの再会~【第1弾】

2017年8月16日から5日間、HIS主催のスタディーツアーに参加した。
実はタイへ行くのは10年ぶりで、東南アジアを含む海外へ興味を持ち出すきっかけを与えてくれた国である。
 
10年前の夏に参加したスタディーツアー。。。
当時は英語を話すことも出来ず、海外にもさほど興味を持っていなかった大学2年生であった。
1週間のツアーで、ボランティア活動や観光を行うという内容で、何気なく参加した。
一番印象深いのは、山岳民族の住む村での2泊3日のホームステイである。
 
小さい子どもが多く、言葉は伝わらないが、鬼ごっこやハンカチ落しなど、何気ない遊びでとても仲良くなった。
別れのときは涙を流して惜しんでくれた。

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農村においては、物や情報で溢れる日本の都市とはまったく逆で、シンプルな暮らしの中に本当に必要とされる最低限のモノだけで生活をする。
本当に必要なモノのみに囲まれた充実感が新鮮であり、幸せを感じた。

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一方でそんな農村においても課題は大きい。
生活するにはお金が少なからず必要になってくる。農業や手工芸品の販売だけでは生計が成り立たず、 村の若い女性は10代半ばという若さで都市へ出稼ぎへ行く。
学歴が不十分であるため、私たちの考える一般的なアルバイトに就くことは難しく、仕事は宝くじの販売やホテルの清掃。
人によっては売春婦など性産業で働かざるを得なくなる。
そんな現状を目の当たりにして、農村で暮らし続けるという選択肢を持てないことへの疑問を強く感じるようになった。
いままで自分がどれだけ恵まれてきたかを改めて強く実感するとともに、何か自分も出来ることがあるのでは?と感じたことがその後の人生に繋がる。
 
タイとの出会いをきっかけに、東南アジアへ半年ごとに出かけるようになる。
NGOに参加しボランティアをしたり、英語を勉強したり、農村でホームステイをしたり、東南アジアは自分の人生の一部となる。
大学は理系の学部を専攻していたが、大学院においては農村開発学を専攻するためにイギリスへ渡った。
 
そんなきっかけを与えてくれたタイにおいて、10年前と比較した変化を肌で感じるため、今夏HISのツアーを参加することにした。
ツアーの内容としては、「農村コミュニティのサステナブルな開発にチャレンジする女性社会起業家を訪問する」というものである。
 
第2弾では、タイの農村における学びや農村コミュニティでの事業活動について綴りたいと思う。