東南アジア農村放浪記

途上国の農村に訪れたときの体験記や食・農業について綴る

宇都宮のニンニク農家を訪れて【第3弾】~マルシェで限定の生ニンニクを売りに行く~

「採れたて無農薬栽培の生ニンニクはいかがですか?」

毎月第2土曜日・日曜日に勝どきにある月島第二児童公園で開催される”太陽のマルシェ”で生ニンニクの販売する”農人たち”さんのお手伝いに行った。

農人たち - 農人たち-ノウジンタチ-

 

収穫から1週間しか経っていないため、未だ「生ニンニク」という謳い文句で販売することが出来た。

※一般的には2週間経つと乾燥が進むため、「生ニンニク」と言えないようである。

 

ニンニクを販売していると、面白いことに購入する人と購入しない人がはっきり分かれる。

というのも、店の前に立ち止まる方はほとんど迷わずニンニクを購入された。

ニンニクを買うことは既に心に決めてマルシェに来ているのか、新鮮なニンニクを見たら買いたくなるのかは人それぞれのようであった。

 

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ブースの様子、値段は1個200~300円。

これだけニンニクを前面に押しだせば購入者も迷うことが無いのかもしれない

 

特に、販売をしていて興味深かったのは”男性”の購入者が多いことだ。

「家でホイル焼きをしてビールと一緒に!」

「バーベキューで使う!」

など、ニンニクを丸ごと味わうことを楽しみに購入されていった。

 

一方で、奥さんと一緒に来られている男性は、奥さんの顔色を伺って、泣く泣く買えずに去っていく姿も見受けられた。

(恐らく、家で調理するのは奥さんであり、ニオイも気になるというのが主な理由だろう……)

 

 

今回、3弾に渡ってニンニクに関する記事を綴ってきたが、調べてみると国産のニンニクは日本国内で半分ほどのシェアであるそうだ。

日本で出回っている残りの半分は輸入品であり、ほとんどが中国から来ている。

中国の農産物に対する不安視が叫ばれる中でも、価格の面で圧倒的に優位に立つ中国産ニンニクを手放せない方が多いのが現状だ。

さらに、「無農薬」や「有機」というカテゴリーに入るニンニクは10%にも満たないであろう。

 

そんな中、ニンニクの生産量をむやみに拡大させず、安全な無農薬栽培にこだわる”農人たち”さんのニンニクは光って見えた。

今までここまでニンニクに注目したことは無かったが、自分で収穫して、その場で食べて、販売までやってみると見方は変わるものである。