農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

【第3弾】「web3」で農業をアップデート~メタバースでマルシェを始める!~

メタバースってVRゴーグルをつけて遊ぶゲームだよね!?」

半分正しいが半分間違っている。

なぜなら、メタバースはただのゲームと捉えて、
「私はゲームをやらないから……」と見過ごすのは
あまりにも危険であるからだ。

最近、大手企業がメタバース関連事業に参入するニュース記事が増えた。

テレ朝のようなテレビ局やパソナのような人材会社など
ゲーム関連事業を手掛けない企業までも、
メタバースに可能性を見いだし始めている。

そこで、今回はweb3第3弾として、
メタバース」で農業がどう進化するかを紹介する。

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メタバースの可能性

メタバースをまだ始めていないが、
興味を持っている方にこそ読んでいただきたい。

目次

 

メタバースの風向きが変わった〝きっかけ〟

メタバースの言葉が出始めたのは、今から30年前である。
それは、小説「スノウ・クラッシュ」の
著者ニール スティーヴンスンが
提唱し始めたことに遡る。

そんな過去から存在する言葉「メタバース」が
なぜ、最近になって浮上してきたのか?

それは、やはり「web3」の技術が整ってきたことにある。

「web3ってそもそも何?」という方は下記の記事をご覧いただきたい。

villagehunter.hatenablog.com

そんな環境の中、あのSNSで有名な「Facebook」が
会社名を「Meta」に改名してリブランディングした。

社名変更理由の一つとして
メタバースへの投資に注力していく」と、
CEOのマークザッカーバーグ氏は話した。

そこから一気にメタバースへの注目が高まったのだ。

そもそもメタバースとは、〝仮想空間〟のことを表しており、
「web3」上のメタバースは現実とリンクしていくだろう。

そんなメタバースは、農業界隈にも変革を起こすはずだ。

メタバース上で広告をする時代

「農家がメタバース上でアバターを立てて広告する……」

そんな時代は近いと想像する。

メタバース上では農地の情報も近い将来登録できるだろう。

実際に昨今いろいろなアプリケーションや、
サービス内でメタバースが立ち上がっている。

Twitter上で感度の高い農家の発信を見てみると、
「cluster(クラスター)というメタバースのアプリを利用している」
Tweetを散見する。

メタバース上ではアバターを作成し、
リアルタイムで仮想の自分を操作しながら、
農家ならではの情報発信ができる。

今までは、消費者が農地のある現地に足を運び、
農作物を実際に見る機会はあまりなかった。

しかし、メタバースの革新により、
消費者は家に居ながら生産現場を実体験さながら楽しめる。
そして、農家は消費者と交流しつつ、
農作物をメタバース上で販売もできるだろう。

決済はもちろん、web3上の財布「メタマスク」で
ID/パスワードなしでサクッと購入できる。

メタバース上でのコミュニティの形成によって、
広く浅いファン作りから、深くて太いファン作りへ
消費者は移行していくはずだ。

たとえ見ず知らずの相手であっても、
メタバース上で農家と消費者の間に深い関係性を築くだろう。

しかも、購入後のレビューや感想を購入したファンと、
まだ購入していない消費者との間でも可能である。

心理学では「ウィンザー効果」と呼ばれているが、
本人が直接伝えるよりも、他者の口コミの方が
2割以上の効果がある。

農家は他の人には伝えられない情報を発信し、
既存のファンにはレビューを伝えてもらうことで、
今までにない広告の形でアプローチできる。

そんなメタバースで農家が直売所を運営して販促する、
メタバースマルシェ」が実現する日も近いだろう。

web3を土台とした、農作物を買える世界に
魅力を感じてきたのではないだろうか?

農業をweb3でどう変革するか、
Kindle出版も予定しているので期待していただきたい。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

【第2弾】「web3」で農業をアップデート~ブロックチェーンで産地偽装を防ぐ!~

ブロックチェーンでトレーサビリティが担保できる!?

今回は3弾にわたって「web3×農業」をキーワードに
「web3」の可能性を紹介したい。

第1弾では、「web3とは何か!?」を紹介した。

villagehunter.hatenablog.com

 

第2弾では、「ブロックチェーンで生産方法を見える化する」をテーマに
トレーサビリティとして活用する方法を紹介する。

✓ 「web3」をどのようにして農業へ応用する方
✓ 企業で農業を掛け合わせた新規事業を検討している方
✓ IT関連の注目ワードに対する理解を深めたい方

そんな方にこそ読んでいただきたい。

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ブロックチェーンの可能性

 

目次

 

ブロックチェーンとは何か……

ブロックチェーン〟とは、「情報を暗号化して管理する」技術である。

おそらく〝ブロックチェーン〟と言えば
ビットコイン(以下、BTC)」を思い浮かべる方が圧倒的多数だろう。

BTCは暗号資産の一つであり、確かに認知度はかなり高い。
2019年のある調査では**認知度「91・7%」**であり、
年齢層と比例して高まる傾向がある。
マクロミルとHashHubの調査より(2019年8月)

そんな〝ブロックチェーン〟を語る上で、
外せないキーワードが「互換性」である。

現在、〝ブロックチェーン〟と一口に言っても
複数種類の基盤が存在する。
例えばBTC以外では、
イーサリアム(ETH)やネム(XEM)が存在する。

仮に、あなたがBTCを保有して、
ETHに変えたくなった場合、どうすればよいだろうか?

ブロックチェーン〟に「互換性」があれば、
「BTC→ETH」とすんなりと変換できる。

しかし、現状、〝ブロックチェーン〟には「互換性がない」。

そのため、「BTC→日本円→ETC」と、
一度、日本円のような通貨を経由する必要が生じるのだ。

これは〝ブロックチェーン〟の大きな欠点である。

この課題の背景には、
「各ブロックチェーンネットワークが異なるルール」
で運用していることがある。

そこで、「インターオペラビリティ(日本語で相互運用性)」と呼ばれる、
異なるブロックチェーン同士を繋ぐことができるようにする
仕組みが研究・開発されている。

そんな発展途上の〝ブロックチェーン〟技術を用いて、
トレーサビリティ実現を目指す実証実験を紹介したい。

ブロックチェーンで生産過程を見える化する!

最近、産地偽装で話題となっているのは、
「熊本産アサリ」である。
この偽装問題も、〝ブロックチェーン〟を導入すれば解決することが可能だ。

繰り返しになるが〝ブロックチェーン〟とは、
「情報を暗号化して管理する」技術である。

そんな〝ブロックチェーン〟の技術を用いて、
生産過程を見える化する実証実験を紹介する。

その取り組みは、九州の宮崎県綾町で実施された。

www.coindeskjapan.com

有機農業発祥の地である綾町で作られた野菜が、
次のような情報を消費者がQRコードを読み取って確認できるようにした。

  • どのような土壌で育ち
  • いつ誰が作付けをして
  • 誰の手によって収穫されて
  • いつ出荷されたか

もちろん、情報を蓄積するのは一筋縄ではいかない。
しかし、実証実験を進めるため、綾町ではすべてをデータ化した。

東京都心で開かれた朝市に綾町の野菜を出荷したところ、
計240個用意していた商品がわずか2~3時間で完売した。

ブロックチェーンによるトレーサビリティ実現により
消費者は今までより安心して買える可能性を秘めているのだ。

一方で、ブロックチェーン導入にかかるコストはもちろん、
データ取得の仕組み構築はカンタンではない。

ブロックチェーンで情報を載せた農作物を
さらなる付加価値で売る仕組みがないことには、
普及しないと考える。

そこで、現在、ある米農家と共に、
ブロックチェーン×アート」の発想で
お米のブランディングに繋がるプロジェクトを進めている。

今秋にはリリースを予定しているので改めて紹介したい。

 

次回は、「メタバースでマルシェ出店」をテーマに
農業をweb3でどう変革するかを紹介する。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

【第1弾】「web3」で農業をアップデート~web3とは何か!?~

最近、「web3」ってよく見聞きするけどなんだろう……

そんな疑問を持つ方も多いと思う。

そこで、今回は3弾にわたって
「web3×農業」をキーワード
「web3」の可能性を紹介したい。

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あふれるweb3の可能性
  • 「web3」のような新たな仕組みに興味のある方
  • 企業で農業を掛け合わせた新規事業を検討している方
  • IT関連の注目ワードに対する理解を深めたい方

そんな方にとって有益となるよう執筆している。
読み終えた後には、「web3」を掛け合わせた事業づくり
のきっかけになれば嬉しい限りである。

目次

web3の登場した背景はGAFAの課題!?

web3があるからには、web1やweb2もある。
次の表がそれぞれの特徴である。

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web1/web2/web3の説明

※引用元:未来IT図解 これからのブロックチェーンビジネス(森川 夢佑斗(著) )

 

なぜ、web3が出現したのか……。

それは、web2におけるプラットフォーマーである
GAFAの権力が拡大しすぎたことにある。

従来のインターネット(Web2.0)の世界は、GoogleAppleのような巨大プラットフォームという市場の元締めとサービス提供者という個人商店を中心としたものでした。一方、新しいWeb3.0の世界はDAppsという自動販売機を介して個人間で取引をするものになっていきます。

書籍『未来IT図解 これからのブロックチェーンビジネス』より

オンライン上における私たちの行動データが
プラットフォーマーたちの利益に繋がっている。

一つ、分かりやすい事例がGoogleの運営する「YouTube」の収益構造である。

仮に、YouTubeへ動画を配信し続けて、
視聴者数を地道に増やして100万人の登録者数を獲得したとしよう。
登録者100万人を実現すれば、スポンサー収益がそこそこ得られるだろう。
しかし、YouTuberたちは収益の一部をプラットフォーマーである
YouTubeへ支払っていると言っても過言ではない。

なぜなら、スポンサーは広告を掲載するために、
YouTubeへ安くはない広告費を支払っているからだ。

スポンサーから得た広告収入の一部を動画配信者である
YouTuberへ支払っているのである。

また、YouTubeは視聴者の性別や年代や住まいのような「属性データ」を
有効活用して、スポンサーが狙う層へ広告を届けることも可能である。

私たちの貴重な個人データがYouTubeの資産になっているのだ。

プラットフォーマー不在!? 「web3」の可能性

web3の大きな特徴は、
「中間に管理者がいない状態」で取引可能なことだ。

この夢のような仕組みが成り立つ背景には
ブロックチェーン〟と呼ばれる技術がある。

ブロックチェーンとは、
「情報を暗号化して管理する」技術である。

ブロックチェーンで取引すれば、
従来の管理費や人件費が発生しない。

必要な費用は、「ガス代」と呼ばれる手数料がある。
それは、トランザクション(決済時の取引)の際に支払う手数料である。

そんな今まではブロックチェーンの取引で発生した「ガス代」も、
技術革新により、「ガス代」がかからない暗号資産も台頭している。

IDやパスワードなしで取引できる!?

これまでの決済に関わるシステムでは、
次のような流れがあった。

  • アカウントを作成する際に、メールアドレスが必要である。
  • 個人情報の細かい初期登録が必要である。
  • 作成したアカウントに、クレジット情報やスマートペイを紐付けする。
  • 登録した情報が企業に集約され、DMやプッシュ通知が大量に届く。

しかし、web3が主流となる世界では、
決済において面倒な登録や、設定が必要なくなる。

登録不要で次の2ステップで決済が完了してしまうのだ。

  • ウォレットに仮想通貨を送金する、または、取引所で購入しておく。
  • 個人のウォレット(メタマスク)から、決済するアドレスへ送金する。

イメージとしては、これからのネット決済は
私たちがスーパーに行って財布からお金を払うことと何ら変わりはない。

たとえ、初めて購入するECサイトであっても、
住所や名前のような個人情報を記入する必要がなく、
サクッと決済して買い物ができるのである。

web3を土台とした、買い物に魅力を感じてきたのではないだろうか?

そこで次回は、「産直プラットフォームの危機」をテーマに
農業をweb3でどう変革するかを紹介する。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

【くさおか農園編】物珍しい野菜「マコモダケ」と米粉専用「こなだもん」で差別化を実現!

あなたは「マコモダケ」の言葉を聞いたことがあるだろうか?
「タケ」が名前に入っている可愛い名前であるがキノコの仲間ではない。
筍とエリンギを足したような食感で、味にクセがなく、アクもない野菜である。

前回の記事で紹介したが、
これからの農業は「タネからネタを収穫する」発想が
〝儲かる農業〟実現に必要不可欠である。

villagehunter.hatenablog.com

 

そこで今回は、「マコモダケ」という変わり種の野菜を
生産・出荷している「くさおか農園」の田中まゆみさんを紹介する。

www.tabechoku.com

 

新たな発想で農業に取り組む農家さんなので、
これからの農業の変容に興味のある方にこそ読んでいただきたい。

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くさおか農園

目次

 

祖父から田んぼを引き継ぐ

田中まゆみさんは滋賀県長浜市で就農している。
現在は、3haの田んぼを祖父から受け継ぎ、
一人が食べられる規模の栽培を手掛けている。

受け継いだ土地の8割が「田んぼ」であるため、
お米の出荷がメインとして生計を立てている。

先祖の技術を受け継ぎ、味はピカイチのお米である。

ECサイトでの直販も手掛けているため、
旬の秋には、ぜひ食べてみていただきたい。

kusaokanoen.thebase.in

あのプラットフォームで話題となった「マコモダケ」

田中まゆみさんはお米以外にも複数の野菜を生産販売している。
その一つが冒頭で紹介した「マコモダケ」である。

マコモダケ」の生産を始めたきっかけは
田中まゆみさんの父が、お試しで畑に植えたことに遡る。

ラクターも入れないような農地に
「何か植えるものはないか」と、
どこからか仕入れてきた苗を植え始めたのだ。

初めての栽培にもかかわらず、順調に育ち収穫もできた。

マコモダケ」はイネ科。
田んぼで栽培できるため、
田中まゆみさんの農業との相性も良かった。


試しに、あの有名な産直通販サイトで販売したところ
可愛い名前と物珍しさから飛ぶように売れた。

www.tabechoku.com

もちろん、「マコモダケ」による収益は農業収入全体のうちの一部ではあるが、
話題性を集める役割は十分に果たしたと言えるだろう。

今では、近所で「マコモダケ」苗を欲しがる農家が増えてきた。
田中まゆみさんは苗を欲しがる方には惜しみなく融通している。

この取り組みは、農業界ではかなり珍しい。

なぜなら、市場原理から考えて「供給が増えると価格は下落する」からだ。
そのため、苗はもちろん、農業技術を他者へ渡すことは一般的ではない。

たしかに、〝誰もが欲しがる珍しい農作物〟であれば、
苗を自分だけのものにした方が売上にはつながりそうだ。

しかし、田中まゆみさんは、
そのような考えに〝得〟はないと考える。

✓「地域があるからこそ、農業に取り組めている」
✓「自分の手の届く人から喜んでほしい」
✓「顔が見える人を喜んでもらうことを最優先にしている」

そんな、感謝の心と謙虚な姿勢があるからこそ、
地域でも応援を集めているだろうと想像できる。

提供する農産物への想いは過去の原体験から

田中まゆみさんは過去、アレルギーに苦しんだ経験がある。

そんなとき、「食事療法」と呼ばれる
日々の食事の見直しによって症状が改善した。

その原体験から、

「同じ様な悩みを持つ人の助けになるようなものを提供したい!」

という想いを持つようになった。

パン専用のお米「こなだもん」の可能性

ここで、新たなお米の品種を紹介する。
それは、パン専用の品種「こなだもん」である。

www.naro.go.jp

マコモダケと同様、どこか愛着の湧くネーミングである。

この「こなだもん」の特徴はパンのふくらみを良くする点である。
実は、これまで生産されてきた米粉でパンを作る場合、
ふくらみづらい課題があった。
その課題を「こなだもん」では解決できるのだ。

また、小麦アレルギーの方でも美味しく安心して食べられる
米粉から作ったパンの市場は大きいだろう。

「こなだもん」の生産によって
お米が秘めている可能性がさらに高まりそうだ。

パンがふくらむ米粉を試したい方はこちらから♪

kusaokanoen.thebase.in

田中まゆみさんのように
これまで注目されてこなかった品種の栽培に取り組むことで、
新たな顧客を開拓できる可能性が高まる。

「地域で愛される、その地域にとって当たり前に存在する農家になりたい。」

そんな想いを胸に秘めて農業にひたむきに取り組む姿勢こそが
ファンを集める秘訣だろう。

これからの活躍が楽しみである。

 

これからの農業はファン集めが重要な要素である。
SNSの有効活用もなくてはならない。
そこで、「Z世代向け農業マーケティング」をテーマにした
Kindle出版執筆中である。
他にはない情報を盛り込むため期待していただきたい。

amzn.to

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

これからの農業はタネからネタを収穫する!

タネを植えて農作物を収穫する……

これが農業の当たり前であった。
しかし、農作物の収穫と販売で儲けることは難しい。

そこで、「タネから〝ネタ〟を収穫する」をテーマに
農作物に加えて「農業コンテンツを販売する重要性」を紹介したい。

特に、次のような方にこそ読んでいただきたい。

✓ これから農業に参入したい方
✓ 農業で新たな収益源を得たい方
✓ 農業マーケティングを強化したい方

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タネからネタを収穫する発想

今回は、「Z世代」と呼ばれる次世代を担う若者に焦点を当てている
「Z世代」について詳しく知りたい方は次の本がオススメである。

 

目次

農業は「Z世代」が活躍する時代

農業に関わっている人々のイメージは、
年配の方が強いだろう。

そのため、若い人が農業に取り組んでいる
イメージはなかなか湧きにくい。
若い人が就農する割合は非常に少ないのが現状だ。

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農業従事者数推移

そんな中、若い人が農業に新しい価値を生み出しており、
農業の在り方に変革を起こしている。

「農業を仕事にする」とは、一般的に育てた農作物を売ることを指す。
しかし、近年は農作物ではなく〝コンテンツ〟を売ることで
生計を立てる若者が増えているのだ。
ここでいうコンテンツとは、
農業の自然でリアルな様子を
それぞれ得意な方法で〝ネタ〟にすることを指す。

たとえば、動画制作が得意な若者は、
農業をコンテンツとして、YouTubeTikTokで発信している。

写真撮影が得意な若者は、
Instagramで農業をオシャレに伝えている。

ライティングが得意な若者は、
Kindle出版やクラウドファンディング
農業をコンテンツとして情報発信している。

その他、田んぼアート観光農園のような
イベントを積極的に開催する若者もいる。

小さな農園でも〝ネタ〟は収穫できる

コンテンツとなる農作業の風景や育てる農作物は、
必ずしも大規模である必要はない。

低予算で手軽に始められる
小規模、かつ、カンタンに栽培できる農作物でも、
コンテンツとして輝くのである。

オススメは、育てている人が少ない物珍しい農作物である。

あなたは「マコモダケ」をご存知だろうか。

「タケ」が名前に入っている可愛い名前であるがキノコの仲間ではない。

foodslink.jp

筍とエリンギを足したような食感で、
味にクセがなく、アクもない野菜である。
非常に珍しく、育てていること自体が〝ネタ〟になるだろう。

SNSで注目を浴びたいと考えている人には、
「栽培者が少ない農作物」をコンテンツとすることをオススメする。

農業をコンテンツとする中で、
対象となる物は農作物だけではない。

農業に関わるすべての「モノ」が、
動画制作やイベントのコンテンツとなり得るのである。
農作業中に出会う昆虫であったり、
土の特色であったり、
はたまた季節ごとの特徴であったり……。

農業を取り巻く環境は時々刻々と変化するため、
自然に〝ネタ〟が集まることが農業の魅力だ。

人工的に作り出すのではなく、自然の変化がコンテンツとなるのだ。

このように農業には他のコンテンツにはない魅力があり、
これが農業の素晴らしさだと言える。

農業に革命を起こす「Z世代農家」

農業に関わる若者が農作物を売るのではなく、
農業というコンテンツを売っていると述べてきた。

しかし、農業がさまざまな媒体においてコンテンツになると言っても、
事例がないとイメージが湧きにくいだろう。

そこで、実際に農業でネタを収穫して活躍している
「Z世代農家」の取り組みをご紹介しよう。

世界中でバズる5万フォロワーの稲穂兄弟

まずは、愛知県で就農する稲穂兄弟を紹介する。

発信媒体はショートムービーのTikTokである。

「借りぐらしのアニキと弟(@naorice01)」と
「農家のKT(@nouka_no_kt)」という
2つのTikTokアカウントを運営している。

特に、「借りぐらしのアニキと弟」は、
全世界で5万近くのフォロワーが存在する。

発信内容は、兄弟で日常を投稿しており、
農家のKTでは農業に興味のある人に向けて、農業のリアルを伝えている。

稲穂兄弟が育てている農作物は農薬不使用のお米である。
「稲穂兄弟」のネーミングは栽培しているお米が由来だと想像できる。

「農業のあるある」や「農業女子はバズる?」など
オススメ動画に流れてきたら、ついつい目を止めてしまう動画の数々である。

非常にクオリティが高く面白い動画のため、ぜひ視聴してみて欲しい。

www.tiktok.com

農業女子は やっぱり映える

続いては、福井県で農業に従事する農業姉妹
「近ちゃんふぁーむ(@konchanfarm74)」である。
農業女子のリアルをTikTokに投稿している。

収穫や出荷の様子を動画にしているため、
農業の具体的な仕事を動画を通して学ぶことができる。

また、女性2人が農業をしている姿から、
あなたの農業に対するイメージは一変するだろう。

Z世代の女性に農業の魅力を届けたい方は、
ぜひSNSのアカウントと動かす方に女性を採用してみてはどうだろうか。

まずはTikTokに挑戦すべし!

以上の事例から、Z世代へ農業のリアルを届けたいのであれば、
若い人がこぞって使うサービスを選択すべきである。

受け手側が起こすアクションが少ないほど最初の一歩は踏み出しやすい。

その現代的なサービスがまさにTikTokである。

TikTokはオススメで流行りの動画が自動的に流れてくるため、
これまで農業に触れてこなかった人々へも農業を届けることが可能だ。

しかし、現代は世界の砂の数より情報が多い、情報化社会である。
※参考:書籍「ファンベース~支持され、愛され、長く売れ続けるために~」

 

さまざまなジャンルの動画が溢れているTikTokで、
目に留まる動画を作ることは一筋縄ではいかないろう。

いくらオススメ一覧に掲載されて、再生回数が多い動画でも
若者に「スルー」されてしまっては意味がない。

オススメに流れてくる動画を最後まで見るかどうかは、
「最初の1、2秒で決まる!」といっても過言ではない。

ただ、最初の1、2秒で注目を浴びたとしても、
再生時間が長すぎると最後まで見てもらえない。

尺の長さは30秒程度が適切であろう。

TikTokを媒体とすることで
「Z世代」に農業をより身近な存在として伝えられるはずだ。

 

「では、どうやってTikTokで情報発信すればよいのか?」

詳しくは「Z世代×農業」をテーマにしたKindle出版で紹介予定である。
他にはない情報を盛り込むため期待していただきたい。

amzn.to

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

耕すだけが農業ではない! Z世代を巻き込む農業マーケティング

「Z世代って、なぜ最近 注目されているのか?」

そんな疑問を持ったことはないだろうか?

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各世代の定義

「Z世代」とは2022年1月現在、10~25歳の世代である。
※参考:Z世代マーケティング

 

Z世代より上の世代は下記の通りである。(2022年時点)
X世代:41~55歳
Y世代:26~40歳
私はゆとり世代でもある「Y世代」に該当する。

そこで、今回は高まるZ世代への注目の背景と
農業界における若い人材の重要性をテーマに綴る。

これから新規事業で「Z世代」へ向けた施策を検討している方や
「Z世代」に興味関心のある方にこそ読んでいただきたい。

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これからの主役はZ世代

目次

「Z世代」に対する注目が世界と日本で異なる理由

まずは次のグラフをご覧いただきたい。

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高まるZ世代の人口

引用元:Department of Economic and Social Affairs(Population Dynamics)

 

世界の総人口は右肩上がりで伸びており、
「Z世代」は2020年には18.5億人に達する。

「Z世代」はアナログに親しんでいたX世代、Y世代とは異なり、
生まれた時からデジタルに親しんでいる。
そのため、「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれており、
X世代、Y世代よりもデジタルに強い。

 

では、日本における「Z世代」はどうだろうか?
次のグラフをご覧いただきたい。

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減少する人口と若い人材

※引用元:総務省(人口推計)

ご覧の通り、世界全体とは対照的に人口は減少トレンドが続き、
「Z世代」の割合は14%にとどまる。

世界では注目を浴びる「Z世代」も
日本では、まだ人口割合が少ない。

「Z世代」に対する注目度は、
海外と日本では未だギャップがある。

「Z世代」は2010年代から2020年代にかけて社会に進出する世代であり
年を重ねるごとに消費の中心を担うようになる。

今からでも「Z世代」を消費者として
注視しておくことは日本においても重要である。

次に高齢化が最も進むと言われる日本の農業の課題を述べる。

高齢化が止まらない日本農業の課題

農業は日本の伝統的な文化であり、絶やしてはいけない。
それが現在、後継者が足りず、農家の存続は危機的状況に陥っている。

絶やしてはいけない日本の大事な文化を守るためにも、
農業に「マーケティング」が求められている。
農家はマーケティングの重要性にもっと気づくべきだろう。

日本の農業はこれまで苦戦してきた。
それはビジネスの観点が欠如していたからでもある。
「Z世代」へアプローチするには、マーケティングが必要不可欠だ。

マーケティングがおろそかになっていれば後継人は現れず、
人材育成ができなくても無理はない。

日増しに高まる農業界における若い人材の重要性

次のグラフは年齢別の新規就農者数の推移である。

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若い新規就農者数も低迷

※引用元:農林水産省(新規就農者調査)

2017年までは20代以下の割合が15%程度で推移していたものの
直近では10%程度まで減少している。

 

ここで農業従事者と49歳以下の割合の推移データを紹介する。

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減少する農業従事者

※引用元:農林水産省(農業構造動態調査)

 

農業従事者の平均年齢が60歳を超える農業界において、
49歳以下の人材が占める割合は10%前後で推移している。

高齢化率が高まるとともに、
農業の持続可能性が危ぶまれる……。

なぜ、若い人材がこれほどまでに少ないのか?

次の円グラフをご覧いただきたい。

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生計が成り立っていない新規就農者たち

(就農してから10年以内の新規就農者2,265人へのヒアリング)

※引用元:総務省平成28年度-新規就農者の就農実態に関する調査結果)

なんと、新規就農者のうち、過半数を大きく上回る方が
生計が成り立たないまま継続しているのが実態だ。

 

農家の収入はどのくらいかご存知だろうか?
次のデータは全国における農家の農業収益と所得率を示す。

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農業収入の推移

※引用元:農林水産省(営農類型別経営統計)

 

農業従事者が減少するなか、戸あたりの生産規模は拡大が続いている。
課題は規模拡大に伴って、所得率が上昇していない点だ。
つまり、規模拡大により売上が上昇しても、利益が横ばいである。

スケールメリットの恩恵を受けていない……。

理由は、規模の拡大に伴って、
収穫や出荷に関わる人件費も比例的に増加してしまうからだ。

そんな、スケールメリットが効かない農業で
〝儲からない〟と悲観的な農家を見て育った若者はどう思うだろうか?

「そんなに苦労しても儲からないなら継ぎたくない……」

私ならそう思う。

しかし、「持続可能な農業」実現のためには、
X世代→Y世代→Z世代へと、バトンを渡していく必要がある。

人口減少で高齢化が進む日本で求められているのは、
「Z世代」にもっと農業に関心を持ってもらうことだ。

Z世代へ向けたマーケティングの必要性

「Z世代」に農業への関心を持ってもらうためにはどうすればよいのか?

そこで次のような方策を提示する。

  1. リモートで実務経験を積むきっかけを提供する
  2. コンテンツ制作をサポートしてもらう
  3. SNSで発信をサポートしてもらう

それぞれ次項より説明する。

1.リモートで実務経験を積むきっかけを提供する

「Z世代」はデジタルに慣れ親しんでいるため、
リモートワークに抵抗がない方が多い。

農業とリモートは成立しなそうに見えるが、実は成立する。

リモートワークに抵抗がない「Z世代」に、
家からでも実務経験が積める機会を提供しよう。

農業は現地に行かなければできないイメージがある。
しかし、リモートでもできるとなれば、
「Z世代」にとってハードルは低くなるはずだ。

リモートだと現地よりできることが限られてくるが、
少なくとも農業の一部に貢献できるだろう。

2.コンテンツ制作をサポートしてもらう

デジタルコンテンツに強い「Z世代」は数多く存在する。
そこで、農業を成功させるためのマーケティング
「Z世代」を巻き込もう。

探すにあたっては、スキルシェアサービスがオススメである。
例えば、クラウドワークスであれば「依頼内容」「年齢層」
のような条件で探すことができる。

crowdworks.jp


依頼内容は「短い動画の制作」や「ブログ用記事の執筆」など
「Z世代」にあなたの農業を〝コンテンツ〟にしてもらおう。

特に、TikTokのような短い動画コンテンツは拡散しやすい。
TikTokのメインユーザーは若者であり、
気軽に視聴してもらえるだろう。

デジタルコンテンツが苦手なX世代やY世代でも、
デジタルネイティブの「Z世代」に協力してもらえば弱点を補える。

「Z世代」に動画コンテンツを制作してもらうことで、
その若者自身の農業に対する理解と関心が深まるだろう。

3.SNSで発信をサポートしてもらう

最後は、コンテンツ発信のサポートで巻き込む方法だ。

前述したTikTokの使い方が分からなかったり、
使うことに抵抗があれば、
コンテンツの発信も併せて支援してもらおう。

TikTokのような動画SNSを活用すれば、
不特定多数の方に農業を知ってもらい、
関心を高める良いきっかけになるはずだ。

現代は「インフルエンサー」と呼ばれる職種がある世の中である。

僕たちは情報が溢れる時代を生きている。
いっぽうで、生活者ひとりひとりの価値観や嗜好は
これまでにないほど多様化している。
こんな時代だから、誰もが誰かのおすみつきを求めている。
生活者の情報選択や行動変容においてインフルエンサー
果たす役割は、ますます重要になってきている。

-戦略PR 社会を動かす新しい6つのルール(本田哲也(著))

 

インフルエンサーは情報の拡散と信頼度を高めるにあたり
非常に重要な役割を果たしている。

プロのインフルエンサーでなくても、
情報発信が得意な「Z世代」を探し、
コンテンツを拡散してもらうのは有効だ。

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東京在住のZ世代が保有するSNSアカウント

引用元:株式会社メトロアドエージェンシー(2021年3月調査)
※東京都在住の15歳~24歳、500人を対象

特に、Twitterの利用率は非常に高いため、拡散する場としてふさわしい。

「バズる」は若者起点で始まる。
若者の間で農業のコンテンツをバズらせれば、人気に勢いがつくだろう。

そのための支援を「インフルエンサー」にしてもらえば、
より多くのフォロワーに閲覧してもらえる。

結果、あなたの農業コンテンツの拡散は成功するはずだ。

 

以上が「Z世代」を巻き込む必要性と方策である。
詳しくはKindle出版で紹介予定である。
他にはない情報を盛り込むため期待していただきたい。

amzn.to

最後までお読みいただきありがとうございます。

農業DAOプロジェクト、ついに『MetagriDAO』始動!

「農業×DAO」で何かやりたい……

そんな漠然とした想いだけで一冊を書き上げました!

タイトルは「DAOが持続可能な農業のカギ」

本書は脚光を浴び始めるブロックチェーン技術を基盤としたDAO※を
農業界に持ち込む「MetagriDAO」構想をまとめた一冊。
※Decentralized Autonomous Organization

 

農業に携わっている方だけではなく、

  • DAOのようなブロックチェーン技術に興味のある方
  • 農業やDAOの分野で新規事業を検討している方
  • 暗号資産に投資している方

を対象とした一冊に仕上げている。

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MetagriDAO構想へ

「DAOって何? 可能性あるの?」
という方もぜひ一読いただきたい。

※2月22日までキャンペーン期間中

 

目次

 

「DAO」とは何か

「DAO」とは「Decentralized Autonomous Organization」の略語。
日本語では「自律分散型組織」と訳されている。

具体的には “社長不在の平等なヨコ型組織”を前提 とし、
日々の意思決定をプログラムにまかせて運営する点が特徴的。

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DAOはヨコ型組織

「DAO」に類似する組織形態として
ティール組織」と「ホラクラシー組織」がある。

しかし、 「DAO」はプログラムにまかせて自律的な運営を実現する点で
ティール組織」や「ホラクラシー組織」とは異なる。

なぜ「DAO」に注目が集まっているか……

ティール組織」や「ホラクラシー組織」との対比も本書で紹介。

本書のミッション

“持続可能な農業”の実現に向けて……

農家は年々激しさを増す天候不順や資材の高騰と戦っている。
毎年、 数千億単位の被害が日本全国で発生している事実をご存知だろうか?
自然と調和した農家の豊かな暮らしは「諸刃の剣」。

「農業は不安定で儲からない」

この現状を変革しないことには、 農家の数は減る一方で
“持続可能な農業”は実現できない。

書籍『DAOが持続可能な農業のカギ』では、
“持続可能な農業”の実現に向けて「MetagriDAO」構想を紹介。

 

ブロックチェーン技術の活用により
農家とサポーターが相互に支援する仕組み実現を本書のゴールとしている。

相互支援実現に向けたトークンエコノミー

「DAO」は自律的に動く組織形態を前提とする。

その仕組みを作り上げるためには
貢献者に対する “報酬の設計” が重要。
一般的には「トークン」と呼ばれるコミュニティ内通貨を発行し、
DAO参加者の貢献を評価して付与する。

そこで、 「MetagriDAO」では
ごく稀に出来上がる面白い形の農産物をNFT化する。

生産できるかどうかは神のみぞ知る……。

そんな“レアな農作物のNFT”をトークンと交換する仕組みを構想。

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トークンと農産物を交換する仕組み

目次の紹介

本書は次の構成で執筆している。

第1章  毎年のように発生する気候変動で苦境に立たされる農家たち
第2章  未来社会の主役となる「DAO」と立ちはだかる高い壁
第3章  社員ゼロの会社? 「DAO」に近い組織は既に存在!
第4章  農家を支えるのは国でも会社でなく「MetagriDAO」
読者特典 買うだけでバナナ農園のオーナーになれる「バナナコイン」を紹介!
巻末付録 「Metagri DAO」構想を一緒に創造しませんか?

20冊以上の文献を参考にして執筆しているため
ブロックチェーンの理解もきっと進むはずである。

 

【読者特典】こだわり農産物プレゼントキャンペーン

日本全国に農家との繋がりを持つ農情人が厳選した
“こだわり農産物”が当たるキャンペーン実施中!

参加方法などの詳細は本書の巻末をご覧ください。

期間限定で特別価格で販売中ですので、一読頂けると嬉しいです。

<キャンペーン期間>
2022年1月30日(日)~2月22日(火)

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます。