カンボジア農村に眠る秘宝【第2弾】
第2弾としては、カンボジアの農村に眠る秘宝について綴ります。
眠る秘宝とは少し大げさかもしれませんが、それは「砂糖椰子」(Palm sugar)と呼ばれるヤシの木から取れる砂糖である。
実は低GI食品として既に注目されている。
2007年のフィリピン国家機関の研究発表により、「ヤシの砂糖は血糖値の上昇が緩やかな低GI食品に分類」されている。
※http://www.pca.da.gov.ph/pdf/glycemic.pdf
他の砂糖と比較すると、一般的に使われているブドウ糖の1/3である。
作り方は下記の通りである。
椰子の木にのぼり、花穂の端を切ってその先に竹筒を置いておく
樹液を集める竹筒
樹液を煮沸し椰子の葉を使って形作り完成
そして、気になる価格だが、上図の右から順に
・加工前のペースト状態:186円/箱(約1kg)
・丸く加工したもの:248円/箱(約0.8kg)
・笹状の個包装の容器:46円/本(8個/本入り)
で販売されている。
上記の価格はあくまで農村での現地価格である。
一方でシェムリアップ市街地では笹状の個包装の容器で80円/本(8個/本入り)で販売されており価格が約2倍ほどアップしている。
しかし、販売形態はヤシの葉に包んだシンプルな販売法であり、お土産としては大変工夫がなく質素である。
こちら容器を工夫するなどのブランディングでさらなる付加価値の工場は可能である。
また、血圧が高めの方、糖尿病予備軍の方、ダイエットしている方でも甘いものが好きな人をターゲットとしたスイーツ原料に最適だ。
日本でもネット通販で入手可能であるようなので一度試してみては?
価格: ¥ 1,280 (¥ 3,459 / kg)
http://www.rawfood-lohas.com/coconut_palmsugar.shtml
カンボジアでは下記のオールドマーケットの店で売っています。