農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

【チェンマイ旅行記・第一話】スーツケース奪還の冒険、始まる!

2023年4月10日、時は遡ること3年前、2020年3月に置き去りになったスーツケースを取り戻す冒険が幕を開けた。

いざ3年ぶりのチェンマイ

■背景
2020年1月から3月、タイでの駐在を経験。農業に情熱を傾け、農業ベンチャーへの転職を果たすも、3月に自身の入籍を機に一時帰国。しかし、そのままタイに戻ることなく、完全帰国が決まる。

villagehunter.hatenablog.com

 

タイがロックダウンを実施し、海外からの外国人受け入れが一時閉鎖される。転職して理想を追い求めたものの、大きな変化が訪れることは予想外だった。
それも運命だと受け入れて早3年……

3年越しのスーツケース奪還ツアー、壮大な物語が始まる。

 

目次

 

成田空港でのドタバタ劇の始まり

2023年4月10日、朝6時半に千葉の家を出発。
途中、鳥たちが朝のさえずりを奏でる中、期待に胸を膨らませながら電車を乗り継いで成田空港へ向かった。
朝8時前に予定通り成田空港に到着すると、ベトナム系格安航空会社「VIETJET」のチェックインカウンターの前に広がっていたのは、まるでアトラクションの待ち行列のような長蛇の列。
なんと、ベトナム人旅行客の団体がおしゃべりを楽しみながら並んでいたのだった。

予定では、早めにチェックインを済ませて、空港内でリラックスしながら朝食を楽しむはずだったが、人々が行列に時間を取られてしまい、やむなく諦めることに。
検査までの行列も尋常ではなく、出発ロビーに到着するまでに1時間以上かかってしまった。
空腹感と焦りが募る中、搭乗口近くのコンビニでおにぎりとビールを手に入れる。
朝9時半、いざチェンマイへのフライトに搭乗!

空の旅ではおにぎりとビールでほろ酔い気分

朝から何も口にしていない空腹状態だったこともあり、飛行機内で、早速、おにぎりとビール3本を堪能する。
ほろ酔い気分になりながら、窓から見える雲海に見とれたり、オーディオブックを聴きたり、読書したり、充実した空の旅を満喫した。
幸運にも、機内の席に余裕があり、二人席を一人で占めることができ、ゆったりと過ごせた。

飛行機が雲を突き抜ける度に、チェンマイでの新たな冒険への期待が膨らんだ。
そんな中、心の中で繰り広げられる夢と現実の狭間の物語に酔いしれる。

次第に地平線が近づき、チェンマイへの興奮が高まっていく。
これからどんな出会いがあるのだろうか。
どんな風景に出会えるのだろうか。

そんな期待に胸を膨らませたまま、飛行機は滑走路へと降り立った。

ハノイでの乗り換えで思わぬ再会

お昼過ぎに乗り換えの空港であるベトナムハノイにあるノイバイ国際空港に到着。トランジットエリアで手続きを済ませる。待ち時間を利用して、空港内のお土産屋でベトナムのお菓子や雑貨を眺めながらスマホでこれからの旅に思いをはせる。

そして、14時過ぎにチェンマイ行きの搭乗ゲートに向かう途中、まさかの再会が!3年前のチェンマイいちご生産事業でお世話になった元上司とばったり遭遇。彼の顔は日焼けで真っ黒で、一瞬、タイ人かと見間違えるほどだった。彼との再会を喜びながら、タイのチェンマイだけではなく、日本におけるいちご生産事業立ち上げのエピソードを聞かせてもらう。

チェンマイ行きの飛行機に搭乗

元上司との再会を楽しんだ後、チェンマイ行きの飛行機に搭乗。今回はビールをやめて、オーディオブックに集中することに。機内で流れる静かな音楽に耳を傾けながら、物語の世界に身を任せる。

1時間強のフライトはあっという間に過ぎる。気づけば現地時間は16時半、ついにチェンマイ空港に到着。到着早々、生活の要となる現地のSIMカードを調達。8日間使い放題のプランに満足しながら、新たな土地での冒険が始まるのを楽しみにする。

長い空の旅が終わり、チェンマイでの冒険が待ち受ける。慌ただしかった成田空港での出発から、ほろ酔い気分で楽しんだ空の旅まで、さまざまなエピソードが詰まった一日。これからのチェンマイでの冒険が、これ以上なく楽しみで仕方がない。

第1弾としては、空港での行列や飛行機内でのほろ酔いなど、さまざまなエピソードが詰まっていました。そして、チェンマイでの美味しい料理や再会を経て、ついにスーツケース奪還ツアーが本格的にスタートしました。

これからのチェンマイでの冒険に乞うご期待!果たして、3年前に置き去りにしたスーツケースは無事に見つかるのでしょうか?
そして、どんな素晴らしい経験が待っているのか、次回の旅行記でお楽しみに!