農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

自己投資と金融投資が両立できる時代の到来

自己投資×金融投資=NFT

あなたは「自己投資」と聞けばどのようなものが思い付くだろうか?

  • 書籍を購入する
  • 健康な食材やサプリメントを購入する
  • ジムに登録する
  • 有料セミナーに参加する

これらは知識のアップデートや身体のメンテナンスのためには有効な「自己投資」である。
「自己投資」したリターンは、あなたのインプットに対する努力次第では、目に見えない形で返ってくる。
そのため、本を読み終えた後や、ジムの契約が満了した後に投資した資金が返ってこなくて損した気持ちや不快になることはないはずだ。

一方で、「金融投資」の場合、投資した資金より目減りすると損して辛い気持ちになる。

今までは、「自己投資」と「金融投資」は別物として存在してきた。

仮に、「自己投資」としてあなたの資金を投下して、知識がアップデートしながら投資した資金以上のリターンが得られるとしたらどうだろうか?

「そんなうまい話があるわけない……」

確かに、そう思うのも無理はない。
私もそんな投資対象が存在するとは想像もしていなかった。

しかし、そんな一石二鳥の投資対象が現れつつあるのが「NFT」の世界である。
では、どのように「自己投資」と「金融投資」が両立しているのか?

具体的な事例をもとに紹介していきたい。
読み終えた後には、そんな時代が来つつあることを実感いただけると嬉しい。

 

目次

ブロックチェーンがもたらした「NFT革命」

あなたは「NFT」のキーワードを耳にしたことがあるだろうか?
日本では2021年から話題になり始めた。
NFTとは「Non-Fungible Token」の略称である。

NFTを理解するためには対義語のFT(Fungible Token)との対比で説明すると分かりやすい。

そこで10円玉と白いTシャツを具体例にして、NFTとFTの違いを紹介する。
10円玉は年代や汚れがあるものの、それぞれの違いを区別することはない。
そのため〝代替可能〟であり、FTである。

一方で、〝同一ブランドの真っ白なTシャツ〟に有名人がサインした場合はどうなるだろうか?
元は同じ価値だったはずのTシャツに価値が付くため、真っ白なサインなしTシャツと有名人のサイン入りTシャツの価値は変わる。
そのため、サインの入ったTシャツは〝代替不可〟のためNFTとなる。

NFTとFTの違い

その仕組みをブロックチェーン技術によりオフラインだけではなく、オンライン上で実現したのが、NFTによる革命である。
その結果、いままでは複製可能であったデジタルデータに〝しるし〟を付けて「1点モノ」と証明できるようになった。
そんなNFTの革命により、「自己投資」と「金融投資」が両立できる可能性が開けつつある。
次項より3つの具体的なNFTを紹介していきたい。

「自己投資」と「金融投資」が両立する3つのNFT

執筆現在の2022年7月、NFTを保有しながら「自己投資」と「金融投資」が両立できる可能性が高いNFTは次の3つである。

  1. オンラインサロン×NFT:NFT Marketing Orchestra
  2. イベント×NFT:Non Fungible Chronicle
  3. 高級ホテル×NFT:Not A Hotel

それぞれ、どんなNFTで自己投資につながるかをカンタンに紹介する。

1.NFT Marketing Orchestra(NMO)

最初に紹介するのは「NFTマーケティングのオンラインサロン型NFT」の事例である。
opensea.io

NFTを購入すると NMOが運営するコミュニティの限定チャンネルに参加できる。
NFTマーケティング情報だけでなく、NFTを軸に活動する起業家やクリエイターたちから有益なアドバイスがもらえる。
2022年7月現在の発行枚数は200枚、価格は30万円を超えている。
2022年3月発売当初は1枚1万円ほどであったため、初期購入者からすると30倍ほどの含み益が発生している。
しかし、今のところ売りに出されているNFTの数は非常に限られている。
NFTホルダーは今のところ、コミュニティに価値を見出しているため売る気がない方が圧倒的多数なのだろう。
詳しく知りたい方は、音声配信であれば今のところ無料で情報が得られる。

「オンラインサロンでは、どんな情報が得られるのか?」
そんな疑問を持つ方は、ぜひ、一度、聞いてみて頂ければと思う。

voicy.jp

 

2.Non Fungible Chronicle

次に紹介するのは「イベント参加権型NFT」の事例である。
このNFTは「MediaDAO」と呼ばれる組織が発行している。

media-dao.net

末尾に付いているDAOとは日本語では「自律分散型組織」と翻訳されている。
一言で説明すると、「DAO=社長不在のヨコ型組織」である。
図解にすると次の通りだ。

DAOのイメージ

DAOについて詳しく知りたい方は、農業と掛け合わせて紹介しているので一読いただけるとありがたい。

villagehunter.hatenablog.com

そんな、DAOを主体としてコンテンツメディアを運営している組織が「MediaDAO」である。コンテンツ制作者と消費者が双方向に関わることを目的としている。

「MediaDAO」が掲げるビジョンは次の3つである。

1. 『時代の針を早く先に進める』(Crypto領域の大衆化を目指しWEB3時代へ)
2. 『世界規模のプロジェクトを企画し続け、日本と世界のハブになる
3. 『世界トップシェアのクリプト系メディアをDAOで作る』

media-dao.net

 

そんな熱いビジョンを掲げる「MediaDAO」は2022年8月に名古屋市でリアルイベントを開催する。

テーマは「リアルとバーチャルをつなぐNFT&メタバース アートフェス」である。
そんな壮大なテーマを掲げるイベント……
運営費を募るべく、7月末に「イベント参加権型NFT」を1,111点限定で販売予定だ。
購入することで応援しながら、実際に参加券にも様変わりする。

nft-news-japan.jp

イベントに参加による新たな体験を通して自分の知識をアップデートしながら、NFTの値上がりも期待してみてはいかがだろうか?

3.Not A Hotel

最後に紹介するのは「ホテル宿泊権型NFT」の事例である。
このNFTは1日単位でホテル利用が可能なNFTだ。

www.notahotel.com

1日宿泊できる1枚のNFTの値段はなんと125万円である。
3連泊できるNFTもあるが、割引は特になく、3倍の475万だ。

もちろん、NFTを保有していなくても宿泊できるが、建物内にNFT専用の部屋があるためスイートルームの扱いに近いかもしれない。

1棟数億円の物件における部屋数は2部屋に限られる。
そんなNFTホルダーしか宿泊できない権利を今年に682名限定へ販売予定である。
NFTを購入してホテルを利用した後は、一生の記念として残すのはもちろん、ニーズ次第では二次流通で転売が可能である。

スイートルームへの宿泊という〝非日常体験〟としての自己投資とともに、今後の事業の伸びしろに期待してみるのはいかがだろうか?
※発売は2022年夏予定

買ってみないことには分からない自己投資としてのNFT

「自己投資と金融投資がNFTにより両立できる」をテーマにNFTをいくつか紹介してきた。
一方で、NFTの課題は〝買うのが難しすぎる〟ことだ。
既存のECサイトのようにワンクリックで買えるような代物ではない。
どうしても一定のリテラシーが求められる。
そのため、2022年7月現在の日本における市場規模は非常に小さい……。
1億以上の人口のうち、1万人に達するかどうかというレベルである。

近い将来、改善される可能性は大いにあるが、まだ少し先になりそうである。
そんなタイミングでNFTを買ってみる意義は非常に大きい。
NFTを購入することでコミュニティに主体的に参加でき、今までにない体験とつながりが得られる。

ぜひ、「NFTを購入してみたい!」という方は次のブログより挑戦してみてほしい。 

villagehunter.hatenablog.com

 

仮に、NFT購入の挑戦において壁にぶつかったら、私が運営する「Metagri研究所」へ遠慮なく問い合わせていただきたい。

・農家の支援を通じてweb3の世界を学ぶ「Metagri研究所」

discord.gg

最近、NFTデビューを果たした親身にサポートしてくれるメンバーが多数在籍している。


月1回を目標にNFTに関するセミナーも開催。
・【残り5枠】誰でもNFT~デジタル化が一番遅れる農業界でNFTを活用するワケ~

https://metagrilabo-001.peatix.com/

 

「こんなテーマを取り扱ってほしい!」
そんなご意見があれば、コミュニティ内で発信いただけるとありがたい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。