タイの農村で手作り地酒と踊りでおもてなし。
1月24日は旧正月の大晴日。タイの北部チェンマイにある、村に訪問し、大晦日のイベントに参加した。
チェンマイの街から60kmの場所にある村のため、バイクで2時間くらいかけて移動した。昼過ぎに出発したため、到着時は夕方であった。
村にすぐに溶け込むため、民族衣装を買うことをすすめられたため、道中のお店に立ち寄った。店内を見渡すと女性物のような派手なズボンしか見つからず、男性用のズボンはどこかと聞いたら、全て男性用のスボンとのことでとても驚いた。
少し派手で日常に使うことは、はばかられるが、1着購入することにした。1着200THB(約700円)とユニクロのエアリズムくらいの価格である。
到着早々、村の方々が、各家庭にて独自で作ったとうもろこしのお酒で歓待を受けた。
度数はかなり高く40度を超えていると思われる。焼酎のような味である。
実は、村で踊ることは、昔は異性と出会う数少ない機会の一つであったため、若かりし頃に思いを馳せて踊っているとのことであった。
参加するからには、自分も一緒に踊りに参加することに。
とはいっても、村独特の踊りのため、始めはステップが分からず戸惑った。
よくよく見てみると、踊りのステップは大きく分けて3種類であり、1時間ほど試行錯誤しながら、見よう見まねで動きを合わせる中で体得できた。
踊りを体得し、輪になって踊っていると、合間合間に先程のとうもろこしのお酒をすすめられ、ひたすら飲んで踊ってを繰り返す祭りであった。
言葉はまだ勉強し始めたばかりであったため、言語でのコミュニケーションは難しいが、踊りながらだったので、どちらかというと表情での非言語コミュニケーションで、村の一員になれた気がした。
年に1回の一大イベントに参加することができて、非常に恵まれた農村訪問であった。
来年もまた遊びにいきたいものである。