農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

絵本づくりで大事なことは「子どもが感じるワクワク感を自分が心から体感すること」

「絵本を作るにあたって一番大事なことはなんだと思いますか?」
ある絵本づくりのプロによると、「描き手が子どもの気分になること」だそうです。
これは、絵本に限らず何事にも通じる考え方だと思います。
子どもは利害関係を抜きに、何事にも夢中になりやすく、それが子どもであることの特権であるかもしれません。
そんな子どもの特権を、絵本づくりで手にしようと考えております。
絵本づくりに興味のある方はもちろん、人生にワクワク感を見出したい方に一読頂けると嬉しいです。

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主役のキャラクター案

目次

まずは絵本づくりのノウハウ本で学ぶ

絵本を作るにあたって、絵本づくりの本やブログを参考にした。
特に、著書「絵本をつくりたい人へ」は非常に参考になった。

著者の土井さんは、300冊以上の絵本の企画編集に携わった絵本づくりのプロの方。
一番の名言は、良い絵本を作るためには、「描き手が子どもの気分になること」、すなわち「子どもの感じるワクワク感をまずは自分が体感すること」である。

そんな子ども心で楽しむことをモットーに、「トマト嫌いな子どもがトマト好きになる」絵本の構成案をプロジェクトメンバーといくつか考えてみた。

今回は特別に3つの構成案をご紹介する。

構成案①:主人公はハチ

トマト嫌いのお子さんがハチに誘われて三浦農園に遊びに行って、トマトづくりを間近で見ることでトマト好きになるストーリー。
はちみつのボトルからハチが飛び出してくるというアイデアは面白い。

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絵コンテ

構成案②:主人公はトマト(お子さん)

お子さんがトマト嫌いである設定は案①と同様。
案②では夢の中でお子さん自身が三浦農園のトマトになり、三浦さんに愛情持って育てられるというストーリー。
トマトになることで、トマトから見たハウスの様子や栽培の工夫を盛り込んでいく。

構成案③:主人公はトマトマン?

最後の案は、アンパンマンのパロディーである。
トマトマンとして、お腹が空いてるお子さんにトマトマンが顔の一部を食べさせる。
また、三浦農園で起こるトラブルにもスマートに対処するトマトマンを描くことでトマト好きのトマトズキッズを募っていくストーリー。

出来そうで出来ない自由な発想での創作

3つの構成案はどれも絵本の作り手として、楽しめる内容である。 
内容はとてもシンプルだが、どうやってトマトの世界観を作るか、お子様に楽しんで読んでもらえるかが肝である。
創作活動というのは、「正解も不正解もない」なかで自由に描いて、決めていけるので、今までに無い取り組みで、私自身ワクワクする。

やはり、仕事だとどうしても、企業や顧客の利害関係が発生してしまい、ここまで自由な発想で物事を進めることは難しい。
まずは、絵本の絵を描いて頂く作り手が楽しめる環境を追求していくことが重要。

趣味が絵本づくりの2児のママさんに絵本を作ってもらう

今回、絵本作家になることが夢の2児のママさんに絵本をデザインして頂く。
個人的に自身の息子さん向けに絵本を作るほど、熱い想いを持たれたママさんである。
今回、絵本づくりプロジェクトを立ち上げる中で縁あって出会うことが出来た。
過去に作られた手作り絵本はインスタグラムでも公開されているので紹介する。

 
 
 
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8月はたまたま仕事は休暇中とのことで、絵本づくりにかなりコミット頂ける。 
クラウドファンディング出資者の方々のご意見も聞きながらオリジナルな絵本に仕上げていく。

ご支援に感謝。これからの活動報告 - 三浦農園 クラウドファンディングプロジェクト

キャラづくりはIT農人初のインターン生が担う

絵本に登場するキャラづくりはお子さんの心を掴むのに最重要な要素である。
今回、アメリカの大学に通う方に、インターンとして夏休み期間にIT農人に関わってもらい、キャラづくりを進めて頂いている。

印象的なトマトのキャラクターは「トマトさん」という絵本の主人公である。
ストーリーは樹から落ちたトマトが川に入るというものだが、何とも印象的なキャラクターに涙するお子さんもいるほどである。

www.ehonnavi.net

そんな印象的なトマトキャラを意識して、次のようなキャラクター案も考えている。
少しセクシーな印象があり、目を引くキャラクターになる予感がある。

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特徴的なトマキャラ

さらに複数案を出していき、キャラの性格や特徴を具体化させる。
やはり、どこまでも楽しみながら作り込んでいく。

肝心な絵本のサイズやページ数はどう決めていくか

一般的な絵本のページ数は表紙合わせて32ページである。
これは、印刷の都合上、8の倍数が基本となっていることも一因である。
なぜなら、1枚の紙に8ページ面付けを印刷するからである。

well-direct.com


大きさと形は長方形のA5サイズを予定している。
これは、発送時の都合を考えてのこともある。
郵便局のスマートレターを使えばどこでも一律料金で手軽に送ることが可能。

www.post.japanpost.jp

 

このような条件で、印刷会社を探したところ、「イシダ印刷」さんにたどり着いた。
印刷料金も他社と比較して格安である上に、変形サイズにも柔軟に対応頂ける。
絵本づくりを予定している方にはオススメの会社である。

bit.ly

最新情報はこれからも発信していきます!

今回クラウドファンディングに参加されていない方向けにも絵本の販売は予定。
もし、ご興味のある方は下記のフォームより登録頂けると嬉しいです。

 

これからも応援よろしくお願いします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。