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人生も自然も理不尽ばかり~理不尽な進化に学ぶ~

「変化できる者が生き残るのだ。」
これは 進化論で有名なダーウィンの名言だが、本当だろうか。
実は、変化だけでは生き残れない生存と絶滅の歴史がある。
現在、コロナ禍を追い風に事業を伸ばしている方も、向かい風として失速している方も実は「理不尽なゲームチェンジ」に起因する。
これが、著書「理不尽な進化」の主論であると私は捉える。

 

そこで今回は理不尽な進化の歴史に何を学び、これからをどう生き抜くかを考える。
現在、時代の変化の煽りを受けて苦しい状況の方にとっても、次に繋がるきっかけとなれば嬉しいです。

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理不尽な進化

目次

 

理不尽な進化とは?

地球が誕生してから46億年が経過し、なんと生物の99.9パーセントは絶滅してきたという残酷な歴史がある。
昨今、「SDGs」として地球環境の保全を大事にして持続可能な成長を目指すことを掲げている。
一方で、我らが「地球」は生き物に対してそこまで持続可能な環境を提供していない。
そんな持続可能とは言い難い地球の歴史を絶滅の観点から振り返る。
絶滅のシナリオは大きく次の3つが挙げられることが本書で紹介されている。
それは、「弾幕の戦場」「公正なゲーム」「理不尽な絶滅」である。
弾幕の戦場:生き残りは「運」のみで決まる。
②公正なゲーム:生き残りは遺伝子による「実力」のみで決まる。
③理不尽な絶滅:上記のどちらでもない。
一般的にダーウィンが唱える「変化できる者が生き残る」という名言は、②「公正なゲーム」を前提としている。
なぜなら、「変化できる者=実力がある者」が生存し続けるという主張であるからだ。
しかし、「実力」だけでは生存できないのが地球の歴史でありルールであることを説明するのが③「理不尽な絶滅」である。
「理不尽な絶滅」に至る原因は、突然訪れる地球環境のルール変更により、遺伝子の悪さと運の悪さが重なることである。
分かりやすい例が本書にあったのでここで紹介する。
それは、「NBAの選手が小学校の運動会であるような障害物競走への転向を強いられる」ような理不尽さである。
なぜなら、バスケットボールで培った技術や体力はあまり有効活用できず、プレーで有利となるはずの長身が障害物競走では仇となる。
特に、輪くぐりやトンネルではバスケットボールで鍛えあげたでかい図体のためにクリアさえできないかもしれない。

item.rakuten.co.jp

「理不尽な絶滅」では、クリアできないことが絶滅に直結するようなイメージである。

 

人類が誕生できたのは理不尽な進化による偶然の産物

恐竜は1.5億年もの間、環境の変化に対応しながら子孫を残して繁栄してきた。

www.jamstec.go.jp


しかし、天体衝突により、「衝突の冬」と呼ばれる寒冷期に入り、陸上の平均気温は10~16℃も低下した。

natgeo.nikkeibp.co.jp


その時に状況が一変し、今までの食物連鎖が崩壊した。
植物はもちろん、肉食恐竜が食物としていた草食恐竜が絶滅し、飢餓に耐えきれず死滅してしまった。
今までは恐竜の強みであった”大きな図体”が足かせになったことは間違いない。
一方で、そんな天変地異で生き残ることが出来たのが我らが祖先の哺乳類である。
当時の哺乳類は全長が10㎝程度と小さく、恐竜から逃げて隠れられるように進化を繰り返してきた。
そんな小さい身体のおかげで数年にもわたる寒冷期を生き延びることができた。
その後の世界は”いまの結果”が示すように、哺乳類である我々のようなヒトが進化を辿ってきた。
歴史に『もしも』はないが、仮に、天体衝突がなければ哺乳類がここまで進化するチャンスは無かった。

 

不利な状況や不安定な選択が有利に働くこともある

現在、コロナ禍をきっかけに働き方や経済の状況が大きく転換している。
恐竜が絶滅した天体衝突ほどではないが、理不尽なゲームチェンジといっても過言ではないと感じる。
なぜなら、今までは当たり前に出来ていた海外旅行ができなくなり、飲食店の営業にも制約が出てきている。
旅行業や飲食業に従事している方にとっては現在の制約は”理不尽”極まりない。
そんな理不尽な変化が起こる中で、我々の祖先である哺乳類の進化に見習ってみるのはいかがだろうか。
我々の祖先は恐竜が台頭する時代では”弱み”でしかなかった身体の小ささを生かして、「衝突の冬」を乗り切った。
コロナ禍は既成概念にとらわれず、たとえ不利や不安定な選択であっても、自身が「心ときめく方向」に舵を切る機会かもしれない。

 

理不尽なゲームチェンジによりフリーランスの働き方が加速化する

私自身、2020年11月から農業コンサルタントとして独立した。
安定とされる会社員を辞めて不安定の道を選んだのは、まさしくコロナ禍がきっかけ。
退職前はタイのチェンマイに駐在していたが、理不尽なゲームチェンジにより選択した結果である。

villagehunter.hatenablog.com

退職して独立して初めて見る景色ではあるが、フリーランスが働きやすくなっていると感じる。
なぜなら、フリーランスへ業務委託をしたい企業がかなり多く存在し、マッチングサービスも乱立しているからだ。
コンサルタント人材のフリーランス求人

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この他にもFacebookのようなSNSを利用していると、類似サービスのターゲティング広告が毎日のように追跡してくる。
さらなる追い風は、リモートワークに対して企業の理解が進んでいることだ。
もちろん、企業によって考えは異なるが、フリーランス求人を探している企業は、リモートワークを推奨しているところが多い。
リモートワーク推進前はクライアントのオフィスに常駐することが一般的だったが、今では家から働くことが可能である。
結果、移動時間や拘束時間が減り、業務効率が上がり、一人で複数案件を抱えることも実現しやすい。
私自身、3件のコンサル案件を抱えながらも、会社員時代より自由な時間も多いことに驚きが隠せない。
独立しないと見えない景色であるが、当分は仕事にも収入にも困ることが無いことは確実である。

これから独立に向けて舵を切りたい方やフリーランスの働き方はTwitterInstagramからDMで連絡頂けると嬉しいです。

https://linktr.ee/noujoujin

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。