東南アジア農村放浪記

途上国の農村に訪れたときの体験記や食・農業について綴る

【カンボジアで農業!?】店舗立ち上げ人材募集

カンボジアシェムリアップで作った「安心・安全な無農薬野菜」を販売する新店舗立ち上げに携わりたい方を募集します!

私が3か月前から関わっている「SvayChek Organic Farm」という~100年続く農業からの産業づくり~を目指したカンボジア企業へのインターンです。

Shop | Svaychekorganicfarm

f:id:goldenfish8:20190210180502p:plain

SvayChek Organic Farmのパイナップ畑

業務内容は販売を担当するカンボジア人スタッフの教育や店舗の販促強化など、店舗運営全体を担って頂きます。

募集要項

募集人数:1名

期間:2019年4月中旬~半年以上

経験:店舗運営の経験は問いません

必要なスキル:英語、積極性(固まった業務フローはありませんので、自分で積極的に行動してPDCAを回して頂きます)

サポート:週1回以上Skypeで私と進捗MTGを実施し、施策を一緒に練っていければと考えています。

(私自身、学生時代にカンボジアで半年間インターンした経験がありますので、全力でサポートします!)

得られるスキル:社会人として必要な能力はもちろん、異文化での生活やカンボジア人とのコミュニケーションはこれからのグローバル化において必ず役立ちます。

f:id:goldenfish8:20190210180859p:plain

日本では味わえない美味しい果物が楽しめるかも!?

 

興味のある方は下記アドレスに一方頂けると幸いです。

gldenfish8(あっと)gmail.com

 

よろしくお願いします。

【第2弾】カンボジアの第3の都市 コンポントムへ行く

今回は第2弾と第3弾の2回にわたって、1泊2日で行った農村ツアーについて綴りたいと思う。
 
第2弾では、シェムリアップ州からコンポントム州へ行く道中で起こった日本では考えられない様々なハプニングを思い出したいと思う。
 
今回の目的地はコンポントム州にあるサンボー・プレイ・クックと呼ばれる世界遺産に認定された遺跡である。
私が普段滞在しているシェムリアップからは160kmほどあり、日本でいうと東京から静岡市に行くぐらいの距離である。
日本であれば新幹線で1時間もかからずに行ける距離であるが、今回は目的地に到着するまでなんと7時間以上要した。
すんなり行けば4時間程度で行けるそうであるが、カンボジアで予定通りに進めるわけもなく、日本では考えられない想定外の事態が起こった。
 
まず、バスの出発時刻は朝7時半であった。
朝早かったが、ホテルを7時にトゥクトゥクに乗って出発し、なんとか予定通りにバス出発場所にたどり着いた
今回のツアーをアレンジいただいたのは吉川舞さんという、サンボー・プレイ・クックを起点として、地元に住む方と旅行者が一体となって楽しめる持続可能なツアーを提案されている方である。
 ※今年3月に食べるをテーマにしたツアーを企画頂いているので改めて記事にしたいと思います。
 
舞さんはカンボジア在住歴10年であり、バスの手配は朝飯前の感覚で予約をしてくれていた。
朝、7時半にバス会社の前で合流して一緒に受付へ。
そこで耳を疑う言葉をバス会社のスタッフは発した。
「お客様の予約が確認できません。」
前日にネットで予約したはずなのに、予約が通っていなかったのだ。
実はこの時期、カンボジアでいうところのお盆である”プチュンバン”の時期であったため、予約サイトが想定以上の予約でパンクしたのか、確定の処理がなされていなかったそうだ。
しかし、そんな状況でも舞さんにとってはハプニングと呼ぶほどでもないレベルで、流暢なクメール語でバス会社のスタッフとやりとりし、1時間後のバスを代替で手配する運びに。
私は心の中で、「さすがはカンボジア。スタートからすんなり行かせてくれないのか・・・」とカンボジアの洗礼を受けた感覚で会った。
1時間の時間が出来たため、近くで軽い朝食をとりバスを待った。
 
1時間後、ようやく待望のバスが到着して、少し落胆した。
なぜなら、元々乗る予定であったバスのランクがダウンした上、まさかの補助席に押し込められるという扱いっぷりであったからだ。
(日本ならクレームに繋がりそうなものであるが……。さすがはカンボジア……)
 
乗り心地は良いとは言えないが1時間遅れでようやく出発できたことに少し安心した。
しかし、そんな安心感もひとときの幻で会った。
30分ほど走ったところで急にバスが上下に揺れだした。
地震? 事故? 脳震盪? など様々な想像が膨らんだが、全て裏切られることとなった。
 
バスの下腹部を引きづるような音がした後、ようやくバスが止まった。
「爆発するのか?」
皆、必死に外に逃げる。

f:id:goldenfish8:20190119130645p:plain

バスの様子
なんと、バスの後方のタイヤが外れて、田んぼに転がって行ってしまったのだ。
その結果、バスの下腹部を引きずることとなり、エンジンオイルがこぼれだしていた。
事故は無かったものの、日本で映画化されて話題となった「空飛ぶタイヤ」を彷彿させる出来事に遭遇したのだ。

f:id:goldenfish8:20190119130509p:plain

タイヤを失ったバス
そこからあてもなく、炎天下の中、車やバイクで通る人たちが物珍しそうに見ていく中、自分は何も出来ず呆然と立ち尽くした。
日本では考えられない事態に、もはや、為す術もなく、思考停止状態に陥ってしまった。
安心安全が第一の日本で長年生きてきただけに自分のアドリブ力が無さを痛感した。
そんな中、舞さんは別の車の手配などコンポントム州へ向かうために色んな方法を検討してくれた。
 
 
そうこうしているうちに、幸運にも別の大きな立派なバスが到着した!
さすがの想定外の事態に、カンボジアのバス会社も出し惜しみをしていられなかったのか、広々とした車内で補助席ではなく普通の座席に座ることができた。

f:id:goldenfish8:20190119130742p:plain

快適な車内
普段、ここまでのハプニングに見舞われることは無いそうであるが、ハプニングはアドリブ力を鍛える絶好の機会だと感じた。
次回、同じような機会に遭遇すれば、思考をもう少し働かせられそうである。笑
 
ハプニングだらけの旅の始まりであったが、その後はなんとか大きな問題は無く、舞さんと共に目的地に辿り着くことが出来た。
 
次回は世界遺産のサンボー・プレイ・クックの村でホームステイする中で耳にした「
失われた発酵食品」のついて綴りたいと思う。

【第1弾】オーダーメイドのトゥクトゥクを購入

仕事に追われ、休みなく働いていたせいか、久しぶりの更新となりました。
実は今月、会社の振替休日を活用して4泊5日でカンボジアシェムリアップへ行ってきました。
今回は3回にわたって旅の中で起こったハプニングや活動について綴りたいと思う。

 

第1弾は「オーダーメイドのトゥクトゥクを購入」というテーマでカンボジアにおいてトゥクトゥクを購入した背景について綴りたいと思う
トゥクトゥクは東南アジアで利用されているバイクタクシーのサービスである。

東南アジアへ旅をしたことある方なら馴染みの深い乗り物かと思う

実は、トゥクトゥクという名称はタイから来ているため、カンボジア語では「リマ」である。しかし、馴染みのせいか、少し形は違えど、カンボジアにおいてもトゥクトゥクと呼ばれている。

 

そんな、カンボジアの血液と言っても過言ではないトゥクトゥクを今回の旅で購入した。

    f:id:goldenfish8:20181026194140p:plain

             完成のイメージ

 

購入したといっても、私が運転するわけではなく、カンボジアに住む4年来の友人の相談をきっかけにトゥクトゥクを購入することを決断した。

私の友人はかれこれ5年以上トゥクトゥクを生業としており、現在使用しているトゥクトゥクが古くなり買い替えたいという相談を私に持ち掛けた。

 

少し長くなるが、その相談から実際に購入に踏み切るまでの背景は次のようなものである。

実は、現在、カンボジアのバイクタクシー市場に「PassApp Taxi」という新たなサービスが参入している。
仕組みは配車アプリを使って、行き先と現在地を入力するだけ。
それだけで、ぼったくられる心配もなく、トゥクトゥクに乗るよりも30%オフくらいの値段で目的地に到着できてしまう。
ユーザーからすると、正に、安くて・便利で・安心な、メリットの3拍子が揃った、有難いサービスである。
しかし、その一方で、既存のトゥクトゥクが持っていた市場が奪われているという事態がカンボジア内で起こっている。
そのような逆風の中で、私は、彼の力強い、そして、まっすぐなカンボジアに対する熱意に感化されることになった。


私の友人は「PassApp Taxi」の事業には絶対に乗り出さないのだそうだ。
理由は至ってシンプル。

カンボジアの発展には貢献しないから」

なぜなら、「PassApp Taxi」で使用するバイクはインドから輸入したものであり、部品は全てカンボジア外から調達したものであり、バイクの購入により、カンボジア国内での雇用創出が無いためである。
いくら、燃費が安く、アプリとのシナジーが効きやすく、ブームになりつつあるからと言って、安易に手を出さない彼の姿勢に対して私は心を打たれた。
その結果、可能な限りカンボジア内から調達した部材でいちからオーダーメイドで作るトゥクトゥクの購入に踏み切った。

    f:id:goldenfish8:20181026194259p:plain

           生産現場

 

オーダーメイドのため、完成まで2カ月弱かかるため、納品は12月を予定している。
カンボジアシェムリアップを訪れる方はぜひ、ひと声かけて頂ければ手配するので、一方いただけると嬉しいです。

※完成までの進捗は別途ブログでアップしていきます。

 

第2弾はカンボジアの農村へ行く旅の途中に起こった驚くべきハプニングについて、「カンボジア空飛ぶタイヤ」というテーマで綴りたいと思う。

10957日

自分は今日から30代に突入した。。。

 

30歳というと、「三十路」「アラサー」のような言葉に象徴されるように、人にとって一つの境目となっている。

しかし、30年を日数に換算すると「10957日」であり、かなり中途半端な日数となり、むしろ、生まれてから10,000日を過ぎていたことに驚く。

日数に換算すると中途半端ではあるが、やはり、30歳という節目は意識せざるを得ない。

30歳を超えると、体に変化が起こったり、周りからの見る目が変わったり、変化を次第に恐れるようになったりするイメージがある。

一番の極めつけは「人生は20代で決まる」という本を出版されているメグ・ジェイの言葉である。 

「things you can do for work,for love, for your happiness, maybe even for the world.」
※20代は仕事 恋愛 幸福に関して そして場合によっては 世界への貢献の可能性さえも 決めるのです。

 

気付けば。

20代という人として重大な決断する日々を経て、今の自分が存在している。

確かに、20代の10年間を振り返ってみると、転機ともいうべき、良いことも悪いことも含めて人生を変える出来事がいくつかあった。

お陰で良くも悪くも10代からは価値感が大きく変わった。

 

最初の転機は20歳になった翌月の9月に訪れた。

スタディツアーを通してタイの農村へ行き、幸せと貧困のはざまに生きる人たちと出会い、東南アジアの農村に強い興味を持ち始めた。

f:id:goldenfish8:20180822030009p:plain

 

「農村でお金さえ稼げれば、雇用さえ創出できれば」

20歳に満たない若い女性たちがリスクを冒して都市へ出稼ぎに行く必要さえなくなる……そんな想いを胸に大学時代はアジアの農村で活動するNGOに参加した。

f:id:goldenfish8:20180822030627p:plain

いくつかのNGOで活動する中で、想いだけで行動するのは不十分。

もっと、知識を得なければという衝動から、イギリスの大学院で農村開発学を専攻した。

卒業後はNGOや開発コンサルタントに就職し、東南アジアの国々で働くことを目標としていた。

しかし、次の転機はイギリスの大学院で出会った師匠のアドバイスによるものである。結果的に民間企業に就職するという、今後の人生を大きく変える意思決定を下した。

入社した当初は東南アジアの農村で雇用を創出するという野望から大きくかけ離れた経理という仕事に辟易し、辞めることも考えた。

転機は入社1年目の終わりに訪れた。

植物工場という農業の最先端技術で世界を変えるという社内新規事業立ち上げの公募である。

迷わず立候補し、事業立ち上げにかかわることが出来た。

水を得た魚のように、毎日、全力疾走で企画提案から新規営業まで出来ることはどんどん取り組んだ。

がむしゃらに取り組んだが、3年経っても事業を黒字転換に結び付けることができなかった上に、東南アジアの農村で雇用を創出するという野望からも遠くかけ離れたところにいた。

次の転機はちょうど2年前、28歳を経て退職する覚悟で、上司に正直な想いを告げた。

「東南アジアの農村で雇用を創出するためにカンボジアNGOへ転職を考えています」

f:id:goldenfish8:20180822031048p:plain

上司はから人生に対する考えが浅はかすぎると猛反対を食らう。

親からも同様に「甘すぎる」という厳しい言葉をもらった。

 

そのとき、ちょうど所属していた会社ではベトナム事業の新規立ち上げがあったため、その上司から「ベトナムの事業立ち上げを主導しないか?」という有難い言葉をもらった。

東南アジアの農村で雇用を創出できるのか? という疑問はあったが、会社を辞めずに挑戦できることに魅力を感じ、会社に残りベトナムの事業立ち上げに従事する意思決定を下した。

ベトナムの商習慣はもちろんのこと、税制や物流が全く分からず、日々、暗闇の中を手探りで進むような仕事であった。

がむしゃらに働いたものの、自分の人生も同様に、暗闇の中を希望という松明(たいまつ)だけを頼りに進んでいる状況であり、日の目を見ることなく半年後には退職を決意した。

 

20代最後の転機は29歳目前のときであった。

「次こそは農村で雇用を創出する仕事をする」

そんな強い野望を胸に転職活動を始めた。

 

しかし、まだお前には早いと言わんばかりに、大きな課題にぶち当たる。

それは「お金」である。

20歳で出会ったタイの農村での生活ではお金は最低限さえあれば良い。

お金よりも人とのつながりが大事という言葉をモットーにNGOで活動していたはずであった。

しかし、私にとって「お金」へのコンプレックスはあまりにも大きいものであったことに改めて気付いたのが29歳目前のタイミングであった。

「お金」という自分にとっての課題に立ち向かうべく、やりたいことよりも、給料が高いという軸を優先し、1年前から外資系IT企業で働くこととなる。

今なお、やりたいこととは大きくかけ離れた、毎日残業続きで、ある意味で体力勝負の仕事に従事している。

そんな中、20代という一番重要と言われる10年間を終えることとなった。

 

「things you can do for work,for love, for your happiness, maybe even for the world.」

 

「10957日」の3分の1を占める、大事な時期はどう過ごせたのだろうか?

 

もちろん、今のところ、この10年間の成果は全く分からない。

その結果を知るのはまだ先かもしれない。

もしかして、結果を知ることもなく、あっけなく人生を終えるかもしれない。

10957……とっても中途半端な数字であるが、改めて考えさせられるものが自分の中にあった。

 

今回は、少し長くなり、自分本位の文章ではありましたが、読んでくださった方に何か気付きがあれば幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

買ってはいけない沖縄県産島バナナ

先週末、久しぶりに青山ファーマーズマーケットへ出掛けた。

 

「今が旬のバナナですよ!」
そもそも、バナナの旬を知らなかったので、ついつい足を止めてしまった。
私は、「バナナの旬は6月なんですか? スーパーでは年中、並んでいるので旬を知りませんでした」と聞いてみた。
「バナナは90%以上が輸入のため、旬という感覚は無いかもしれませんが、このバナナは沖縄の石垣島で作ったもので、6月が旬で、秋までしか収穫出来ないんですよ!」と店主は教えてくれた。

値札を見ると、なんと、100gで330円。

f:id:goldenfish8:20180702121235p:plain

追熟前の青バナナ


私は思わず、「高い……ですね」と本音を口に出してしまった。
すると店主は、「国産で農薬不使用でこの値段は安いですよ。なかなか手に入らないですし、味は保証します」と強気の売り込みで来た。

ここから、私の葛藤が始まった。
食べてみたい! 美味しいのは目に見えている。
しかし、一度、食べて、味を知ってしまったら、もう後には戻れない。
スーパーのバナナを買うたびに、このバナナを思い出してしまうのだろう。
たかが、バナナであったが、日常的に食べる果物だけに、リスクが大きすぎるように感じた。

「買います! 4本ください!」
気付いた時には、声に出していた。
1本80g程度のため、1本200円であった。

やはり高い……。

 

買ったからには、大事に食べようと心に決め、家に帰って早速食べてみた。

 f:id:goldenfish8:20180702121958p:plain

「ああ、やっぱり……」

思わずため息が出た。

甘さの中に、ほどよい酸味があり、やみつきになる味わいであった。

例えるなら、ブドウのような味わいだろうか。

 

これからは、バナナを食べるたびに、この極上のバナナを思い出すことになるのであろう。

知らない方が幸せなこともあるのかも知れないと、バナナから学んだ1日であった。

宇都宮のニンニク農家を訪れて【第3弾】~マルシェで限定の生ニンニクを売りに行く~

「採れたて無農薬栽培の生ニンニクはいかがですか?」

毎月第2土曜日・日曜日に勝どきにある月島第二児童公園で開催される”太陽のマルシェ”で生ニンニクの販売する”農人たち”さんのお手伝いに行った。

農人たち - 農人たち-ノウジンタチ-

 

収穫から1週間しか経っていないため、未だ「生ニンニク」という謳い文句で販売することが出来た。

※一般的には2週間経つと乾燥が進むため、「生ニンニク」と言えないようである。

 

ニンニクを販売していると、面白いことに購入する人と購入しない人がはっきり分かれる。

というのも、店の前に立ち止まる方はほとんど迷わずニンニクを購入された。

ニンニクを買うことは既に心に決めてマルシェに来ているのか、新鮮なニンニクを見たら買いたくなるのかは人それぞれのようであった。

 

f:id:goldenfish8:20180617144924p:plain

ブースの様子、値段は1個200~300円。

これだけニンニクを前面に押しだせば購入者も迷うことが無いのかもしれない

 

特に、販売をしていて興味深かったのは”男性”の購入者が多いことだ。

「家でホイル焼きをしてビールと一緒に!」

「バーベキューで使う!」

など、ニンニクを丸ごと味わうことを楽しみに購入されていった。

 

一方で、奥さんと一緒に来られている男性は、奥さんの顔色を伺って、泣く泣く買えずに去っていく姿も見受けられた。

(恐らく、家で調理するのは奥さんであり、ニオイも気になるというのが主な理由だろう……)

 

 

今回、3弾に渡ってニンニクに関する記事を綴ってきたが、調べてみると国産のニンニクは日本国内で半分ほどのシェアであるそうだ。

日本で出回っている残りの半分は輸入品であり、ほとんどが中国から来ている。

中国の農産物に対する不安視が叫ばれる中でも、価格の面で圧倒的に優位に立つ中国産ニンニクを手放せない方が多いのが現状だ。

さらに、「無農薬」や「有機」というカテゴリーに入るニンニクは10%にも満たないであろう。

 

そんな中、ニンニクの生産量をむやみに拡大させず、安全な無農薬栽培にこだわる”農人たち”さんのニンニクは光って見えた。

今までここまでニンニクに注目したことは無かったが、自分で収穫して、その場で食べて、販売までやってみると見方は変わるものである。

宇都宮のニンニク農家を訪れて【第2弾】~ホクホクのジャガイモのようなニンニク~

「石窯で採れたてのニンニクを使ったピザづくり!」
恐らく、家族連れでニンニクの収穫に来た一番の理由はこの一大イベントにあるといっても過言ではない。
 
ニンニクの収穫が一段落して、一斉に手作りピザづくりが始まった。
具材は新鮮なニンニクはもちろん、近くの農家が持参してくれた、トマト、ズッキーニ、スナップエンドウなど採れたての旬野菜ラインナップである。
子どもたちは率先して、包丁を持ち始め、具材を切り始めた。
家でもお手伝いをしているのか、小学生とは思えない包丁さばきであった。

f:id:goldenfish8:20180609170900p:plain

 
私は小学生とペアを組み、野菜モリモリのピザづくりにチャレンジした。
私自身、大学時代に、ピザ屋でアルバイトしていたお陰もあり、盛り付けは上手く行った。

f:id:goldenfish8:20180609170950p:plain

 

そして、石窯に入れて、待つこと10分……。

f:id:goldenfish8:20180609171032p:plain

 

遂に完成!
「見た目だけ」は豪華なピザに仕上がった。
 

f:id:goldenfish8:20180609171119p:plain

 
朝から農作業で汗を流したため、お腹ペコぺコであったため、早速、食べてみた。
「ん? なんだこの辛さは……」
実は、野菜を盛りすぎたため、中まで火が通っておらず、ニンニクが半生であった。
本当の生ニンニクを食することになった。
恐らく、この先、採れたての生ニンニクを半生で食べるという、贅沢な(?)食べ方は出来ないであろうと思いながら、辛さに涙を流しながら完食した。笑
 
もちろん、そんな生ニンニクの食べ方は正しくはない。
贅沢な食べ方はやはり、生ニンニクの石窯ホイル焼きである。

f:id:goldenfish8:20180609171220p:plain

 
ホイルを開けて、輝く無数のニンニクたち。 
食欲をそそるにんにくの香りが鼻をくすぐってきた。
食べる前から、美味しいことは確約されていた。
柔らかくとろけるような食感で、ホクホクの香ばしい味わい。
これがニンニクか? と信じられない味わいであった。
 
もちろん、採れたてということもあるだろうが、6年間、毎年、採れた種を厳選して栽培を繰り返し、天候にも恵まれた結果であろう。
 
やはり、収穫の後の楽しみは新鮮な野菜を食べられること!
 
次回は、収穫したニンニクを販売するところに立ち会う、「マルシェで限定の生ニンニクを販売」というテーマで綴りたいと思う。