書評
ある日、手に取った一冊の書籍が、私のビジネス観を根本から揺さぶった。そのタイトルは「葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな新しいビジネスモデルができた」である。 書店でジャケ買い 「葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな新しいビジネスモ…
最近、「web3」ってよく見聞きするけどなんだろう…… そんな疑問を持つ方も多いと思う。 そこで、今回は3弾にわたって「web3×農業」をキーワードに「web3」の可能性を紹介したい。 あふれるweb3の可能性 「web3」のような新たな仕組みに興味のある方 企業で…
日本には神のお米がある…… ✓そんなバカな✓そんなの聞いたことない✓そもそも神なんて存在しない 色んな声が聞こえてきそうである。このお米の産地は、石川県の神子原(みこはら)町である。そう、地名を武器に「神のお米」と勝手にブランディングして高付加価…
あなたは「DAO」の言葉は耳にしたことがあるだろうか? DAOは「Decentralized Autonomous Organization」の略語。日本語では「自律分散型組織」と翻訳されている。 正直、非常に分かりづらい和訳……。 分かりやすい例えで表現しないことにはせっかく、素晴ら…
「暗号資産へ投資しませんか?」「メタバース銘柄がいま伸びています!」「NFTアートを今のうちに買っておこう!」 など、最近、ブロックチェーン技術への投資が活況を呈している。 あなたは既に暗号資産への投資を考えているだろうか?私は、最近、暗号資産…
「豊作貧乏」「米価下落」「3K(きつい・汚い・かっこ悪い)」 農業にはネガティブなイメージがありふれている。 「農業は儲からない」 一般的には〝その通り〟である。なぜなら、人間にとって欠かない食糧を生産するため、価格は低く抑えられている。そんな…
8月6日は平和記念日。そんな忘れてはならない日に法人を設立した。 登記申請完了 会社形態は株式会社で、社名は「農情人(のうじょうじん)」である。広島原爆投下から76年が経過し、原爆の悲惨さが風化しているが、農業を軸に平和を実現できる事業を展開…
トマト絵本の構成案決定のため総選挙を開催します!トマトズキッズプロジェクトのリターンとして、トマト絵本の制作を進めている。絵本のテーマは「トマト嫌いな子どもがトマト好きになる」という内容である。絵本の内容は「みなさんと一緒に作り上げたい」…
「絵本を作るにあたって一番大事なことはなんだと思いますか?」ある絵本づくりのプロによると、「描き手が子どもの気分になること」だそうです。これは、絵本に限らず何事にも通じる考え方だと思います。子どもは利害関係を抜きに、何事にも夢中になりやす…
「変化できる者が生き残るのだ。」これは 進化論で有名なダーウィンの名言だが、本当だろうか。実は、変化だけでは生き残れない生存と絶滅の歴史がある。現在、コロナ禍を追い風に事業を伸ばしている方も、向かい風として失速している方も実は「理不尽なゲー…
「マーケティング」という言葉を聞いてどのようなイメージをしますか? 一言で「マーケティング」と言っても色んな内容が含まれています。 集団心理を動かす、埋もれているものを世に知らせること、両方とも「マーケティング」により実現できます。 今回はマ…
ボーダレスジャパンは1兆円企業を目指して事業構築に邁進している。計画としては、10億円企業を創り上げる起業家1000人を育てあげるという方針。 現状40社で55億円。果たして1兆円企業に成長するのはいつのことか、勝手に予想してみた。 目次 1…
善意だけで買ってもらう商品やサービスは長続きしないということです。お客さんは、最初は社会貢献という意味合いで買ってくれることがありますが、1回買うとその善意は満たされてしまい、単発的な関係で終わってしまうことも少なくありません。「社会貢献に…
みなさんは「食べチョク」という言葉は聞かれたことがあるでしょうか? www.tabechoku.com 食べチョクを運営するビビットガーデンの代表である秋元さんは私と年齢が近いこともあり勝手にライバル視しています。そんな「食べチョク」は最近、カンブリア宮殿で…
ミドリムシを構成する油分で飛行機が飛ぶ世界がやってくる!?これは「ユーグレナ」という東大発ベンチャーが実現しようとしているプロジェクトの一つである。実は既にミドリムシの燃料で走る「環境にやさしいバス」が埼玉県内で運行している。 emira-t.jp …
「農業って最近、テレビやメディアで注目されているけど儲かるの?」 私自身、最近、こういった質問を受けることが増えている。 恐らく、ベンチャー企業による農業分野への参入が増加して、新たな仕組みで農業課題を解決するサービスが増えていることが背景…
「無農薬は商品のラベルに記載してはいけない?」 じつは”無農薬”と記載することは、農水省のガイドラインではNGである。一方でスーパーの店頭には色んな趣向を凝らした表示が乱立している。では、どのような農作物を選べば、安全に健康になれるのかを綴りた…
「ゆるベジ」という言葉は聞かれたことがあるでしょうか? 私自身、ビーガンやベジタリアンは知っていたが、この「ゆるべジ」という言葉は「コロナ後の食と農」を読んで始めて知った。 今回は「ゆるベジ」というキーワードをもとに、「コロナをきっかけに私…
「弱い産業だからって農業が国からの保護されているからだよ」 「農業だけじゃない 医療も同じで弱いからって保護されて……」「保護されるとされるほど弱くなっていく」エンゼルバンク ドラゴン桜外伝(8)より これは、エンゼルバンクに登場する弁護士の桜木が…
「緊急事態宣言を1ヶ月延長します!」 なんと、2月7日が期限の緊急事態宣言が1ヶ月延長されてしまった。。。 来月になっても果たして解除されるのかは未だ不透明な状況である。 今回は、緊急事態宣言が延長されて外出自粛が続いてストレスが溜まる中、農に関…
朝4時半、目覚ましで目を覚ます。 「体が鉛のように重く感じて、身体の節々が痛い。。。本当に起きれるのか?」 これは私が長野の高原にて、2日目の迎えた朝の出来事である。 今回は長野での住み込みのアルバイトの経験と著書「儲かる農業」から得た知見を…
今回は、東大在学中に起業し中退、現在は年商10億円以上の企業を経営する「事業家bot」さんが執筆した「金儲けのレシピ」をもとに儲かる農業を綴る。 種を育ててお金を稼ぐ 目次 結論 15のレシピとは レシピ1 消費者から買う レシピ2 客に作業させる レシ…
今回は、30年前から農業事業を手掛ける、和郷園代表の木内さんが執筆した「結農(ゆいのう)論」から大規模農業は持続可能性を綴る。 目次 結論 和郷園のマーケットインに対する意識 農産物の価格は自分で決めることを決意 「消費者理解」は言うは易く行うは難…
今回は、家族農業と大規模農業の違いや、家族農業の重要な役割を著書「13歳からの食と農」をもとに綴る。 目次 結論 世界の食を賄う「家族農業」 「家族農業」の3つの驚くべき数字 ウガンダで見た衝撃 「家族農業」は実は効率性が高い 大規模農業をSDGsに…
2021年、「IT農人」を起業します。 社名のロゴ案 目次 会社名と理念 社名の背景 理念 なぜ、個人農家さんをサポートするのか? 結論 スマート農業は本当にスマートなのか? 生産性を追及しすぎると持続可能性を削る? 生産地に居住する農家はどうする…
今回は、八百屋から大阪唯一の自然薯専門農家に転身した方が執筆した本から、野菜の販売ノウハウを紹介。 目次 結論 野菜の相場でスーパーか直売所か、有利な方を決める 野菜をABCランクに分けて戦略を立てる ストーリーで高付加価値化 本書のすすめ 本の紹…
今回は、京都で九条ねぎの生産と販売に特化して、グループ全体で年商12億円を実現する農家を紹介する。 「こと京都」の山田社長が執筆した本から儲かる農業のエッセンスを抜粋していく。 // リンク 目次 結論 背景 なぜ九条ねぎ? 生産 販売 親の猛反対を押…
2021年は「音声メディア元年」という声も多く、これから「音声版YouTuber」が到来する可能性が高まっている。 音声メディアのトップランナーである「Voicy」が会員数と売上を伸ばしているはもちろん、「stand.fm」は昨年8月に設立初年度にもかかわらず、Yaho…
日本国内でイチゴ栽培研修と農業参入に必要なサポートをパッケージで提供するGRA 代表である岩佐さんの書かれた農業本。 イチゴだけでなく、農業経営に必要な知識や農業の現状と未来への考え方を岩佐さん自身の経験から学ぶことが出来、事例も多く非常に分か…
2020年8月28日に発売された、「ビジネスパーソンの新・兼業農家論」を電子書籍で購入。とても学びが多い1冊だったので抜粋して紹介する。 書籍内では、自分の道をひたすら突き進む、全国のアツい想いを持つ農家たちが紹介されているため、就農や田舎暮らしや…