有機?無農薬?どんな食べ物を選べば健康になれるのか?
「無農薬は商品のラベルに記載してはいけない?」
一方でスーパーの店頭には色んな趣向を凝らした表示が乱立している。
では、どのような農作物を選べば、安全に健康になれるのかを綴りたいと思う。
目次
- 結論
- そもそも、自然栽培や有機栽培ってなに?
- では、どのように農作物を選べば、安全なのか?
- これからの時代は”ファン”との繋がりがさらに重要
- 生産者にとってもファンは重要なキーワード
- 法人立ち上げもファンがカギ
結論
そもそも、自然栽培や有機栽培ってなに?
スーパーに行くと、JAS認定(有機栽培)や自然栽培や栽培期間農薬不使用などたくさんの表示がある。
では、どのように農作物を選べば、安全なのか?
仮にスーパーで野菜を買う場合、有機栽培や特別栽培と書かれている農産物の生産者のことをどこまで知っているだろうか?
直売所コーナーであれば、農家さんの名前や写真があるかもしれない。しかし、売場にある情報は非常に限られている。
これからの時代は”ファン”との繋がりがさらに重要
著書「ファンベース」によると、”ファン”とは野菜や製品やサービスを作る人の価値観を支持する人たちであると定義。
私は納豆とマヌカハニーのファン
納豆との出会い
マヌカハニーとの出会い
しかし、「マヌカハニー」とネットで調べると様々なメーカーや商社のサイトがある。私自身、直接現場に行って生産を見たわけではないが、「マヌカヘルス社」の商品を愛用している。なぜなら、持続可能性と安全性を追求するために、厳しい定期検査を実施しているからである。例えば、グリホサートという除草剤に含まれる成分は蜂の大量死に繋がる。そのため、そのような成分が含まれていないかをしっかり調べている。それは蜂蜜の生産だけでなく、生産地における生態系のバランス維持にとっても非常に有効な検査である。
何を選ぶかは何をどこまで信じるか
手軽な行動として、「近所の直売所で農家さんから買う」ことや「農作業のお手伝いをする」がおすすめである。
生産者にとってもファンは重要なキーワード
著書「ファンベース」では、カゴメさんの事例が紹介されており、主力製品であるトマトジュースは上位2.5%のコアファンが一人当たり年間8万円も購入している。なんと、売り上げの30~40%もコアファンが占めているという事実。
さらに、ファンを大事にすることで、口コミを通じて自然にその価値が広がっていき、売り上げの増加に貢献する。
新規の顧客獲得のために広告宣伝費をかけるよりも、2割のファンを笑顔にすることが持続可能な事業に繋がる。
まずはリピーターを大切にする
ファンとの関係強化のために顧客リストを見直すことが一番の近道であると考える。直売所やECのような直販でリピートして何度も買ってくれている人は潜在的なファンである可能性が高い。メールやSNSで繋がるきっかけを作れば喜んで惹かれている点を教えてくれるかもしれない。そして、自身が気付けていない価値観があればそれを磨くだけで、さらなるファン作りに繋がる。
また、圃場でイベントを開催すれば、ファンであれば自腹で駆けつけてくれる。そこで、ファン同士の愛する気持ちをぶつけ合う場を提供すると横のつながりも強化され立派なファンクラブになる。
法人立ち上げもファンがカギ
現在、私自身が立ち上げを準備している会社「IT農人(イートノート)」では、既に関わるメンバー12人がファンの一員として活動してくれている。
各メンバーはレシピ作りをしたり、Clubhouseで活動の宣伝したり、新たなメンバーを探したり、農業用システムを作ったり、こだわって作ったトマトを惜しみなく配ったり、皆が自身の得意分野を生かして活動している。
まだ法人でもなく、マネタイズさえもできていないのに、そこまで楽しく関わってもらえているのは、価値観※に共感してもらえていることが大きい。
※「良い人たちとの関係を大切にして、健康に生きるために良質な食事を食べることを分ちあう世界をつくる。」
私自身もファン作りを大切にして、新たな事業構築に取り組みたい。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
音声でも配信しています。