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【チェンマイ旅行記・第二話】スーツケースとの感動の再会!

第一話「スーツケース奪還の冒険、始まる!」では、3年間置いてきぼりになっていたスーツケースを奪還するための旅に出かける様子を描きました。

villagehunter.hatenablog.com

 

第二話では、ついに、感動の再会が訪れる時がやってきます。
その感動の瞬間にいたるストーリーをお届けします。

スーツケースのイメージ

目次

 

朝の目覚め! 恒例のMetaゴリFMで一日が始まる

朝6時、目覚ましの音に誘われて起床。時差があるため、日本は早朝8時だ。
ゴリさん主催の恒例のMetaゴリFMを聞きながら、一日が始まる。
今日のテーマはゴリさんの感謝会。
ゴリさんの近況報告やFMを通じて得た経験、そして熱い想いが語られる。
そんな彼の言葉に触れながら、自身も気持ちを新たにする。

その後、恒例のモーニングページを書いてリフレッシュし、Discordやメールをチェック。今日もチェンマイでの冒険が始まる。

チェンマイ市内散策と愛しのマンゴースティッキーライス

特に朝の予定がなかったので、チェンマイ市内をバイタクで散策することに。
美しい寺院や緑豊かな通りに囲まれ、心が癒される時間を過ごす。
そんな中、お腹も空いてきたので、地元の味覚を求めてさまよう。

旅行の楽しみは何と言っても日本では味わえない食事。

どこで朝昼兼用の食事を堪能しようかと考えながら、色々と歩き回る。
最終的にはチェンマイで一番と言っても良い大きなMAYAショッピングモールに辿り着く。
フードコートで美味しいランチを楽しみながら、日本にいるクライアントとのオンラインMTGもきっちりとこなす。

そして、待ちに待ったデザートのマンゴースティッキーライスを堪能。
甘さとコクが絶妙で、まさに幸せの味を感じる逸品である。

ぜひ、チェンマイへ訪れたときには味わってほしい。

マンゴースティッキーライスのイメージ


さらなるリフレッシュを求め、タイ式マッサージ店で1時間のマッサージを受ける。
リラックスしながら心身ともに元気を取り戻し、チェンマイでの旅を楽しむエネルギーがみなぎる。

帰国に備えた高価なPCR検査へ

パソコンの電源が限界であったため、バイタクで電源が使える「.fresh」というカフェに向かう。
PCを充電しながら仕事に励む。並行して、PCR検査を受けられる病院情報も調べ始めた。日本帰国のための準備だ。

いくつかの候補の中から今日でも受け付けてもらえそうな病院に電話して営業を確認。
英語が通じないスタッフとの会話に一苦労しながら、ようやく電話でも裏取り完了。
見つけた病院は距離は10㎞弱と少し遠いが、バイタクで向かうことに。
PCR検査のコストは2000THBで日本円換算で1万円弱と、少し高いが仕方ない。

病院に到着し、非常に簡単なPCR検査を受ける。

時間にして約5分……
これで1万円弱……

帰国に必要なため仕方がないと自分に言い聞かせる。
無事に検査が終わり、帰国の準備もひと段落。
これでチェンマイでの旅も安心して楽しめる。

タイでサウナを楽しむ、異国の銭湯体験

やることを一通り終えたので、チェンマイでサウナを体験してみることに。
チェンマイ市内にあるサウナ完備の銭湯へ向かう。
お湯風呂2つ、水風呂1つとロウリュウサウナが完備されており、タイに来てまで日本と同じようにリラックスできる場所を発見。
早速、銭湯に入りサウナで汗を流す。

最初は貸切状態で銭湯を楽しんでいたが、タイ人とヨーロッパ人が入ってきた。
彼らは下に水着を付けていたが、自分だけ水着無し。
日本と同じ感覚で裸で入浴していたが、二人は海パンをはいていた。
多少の恥ずかしさはあったが、海パンがなかったので仕方がない。異国で日本の銭湯文化を楽しむことで、リラックスしながら新たな出会いや発見もある。

気にすることなくサウナから水風呂へ、そして外気浴へとルーティンを3回こなして、タイでしっかりとととのう。

タイでの旅が、さらに彩り豊かになった。

チェンマイの夜に味わう、ローカル料理と焼き鳥

ディナータイムが近づくと、私はチェンマイ市内で独特の味を求めてバイタクで屋台を探し始める。
時刻は18時、元上司と約束しているCARABAOというバンドの生出演ライブは22時。
まだ十分な時間があるため、ゆっくり食事を楽しめる場所を見つけたいと考えていた。

しかし、なかなか気に入るお店が見つからず、さまよい続ける。
遂に、ローカルな雰囲気が漂うお店を発見し、トムヤンクンをベースにしたチャーハンとビールを注文する。
だが、なぜかビールが来ず、諦めてチャーハンだけを堪能する。

その後、元上司から「21時に校外にある自宅に集合」との連絡が入った。

食事を終えたものの、まだ時間に余裕があったので、2軒目を探すことに。
あてもなく、チェンマイ市内を徒歩で散策しながら、最終的にMAYAショッピングモールの近くにあるスパイシー焼き鳥屋にたどり着いた。

ここで、ビールと焼き鳥を注文し、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、チェンマイの夜を満喫。
街の夜は、ローカルな味と新たな出会いに満ちており、私の旅をさらに楽しいものにしてくれた。

スーツケースとの感動の再会、そして3年ぶりの開封

21時前に2軒目の焼き鳥屋を出発して、ついにその瞬間が訪れた。
元上司の家は驚くほど広い一軒家。庭付きで100坪近くある家であった。

今回の奪還ツアーの目的のスーツケースと3年ぶりの感動の再会を果たす。
ワクワクしながら、タイムカプセルのようなスーツケースのファスナーをゆっくり開けた。

まるで長い眠りから目覚めたかのように、溶けたグミのハリボーや、固まった納豆のタレ、農業関連の書籍、現地用の衣類、印鑑、充電器、そしてタイやドル紙幣のお金が次々と姿を現しました。

懐かしさと複雑な気持ちが交錯する中、私はスーツケースの中の荷物たちに思いを馳せた。タイの暑い環境の中、3年間開かずに眠っていた荷物たちの気持ちは、どんなものだったのだろうか。

私はスーツケースと荷物たちに感謝の気持ちを込めて、そっと蓋を閉じました。
3年ぶりに開封したスーツケースは、過去の思い出や未来への期待を詰め込んだ、まさにタイムカプセルであった。

3年ぶりのスーツケース イメージ

感動の再会からCARABAOライブへ

スーツケースとの感動の再会を果たした後、私たちはCARABAOのライブへと向かう。
CARABAOはタイの音楽界において、日本で言うところのサザンオールスターズのような立ち位置を持つバンドだと聞いていた。

スーツケースを元上司の車に詰め込み、ライブ会場へ。
元上司は大所帯で行く予定だったため、なんと14席分を予約していた。
チケットは一人5000THBと2万円近くする超高単価……。
ライブは21時半から入場して乾杯。
広々とした席に最初は2人だけで座っていたが、やがて元上司の同僚や奥さんも合流。
22時前からスタートしたライブ、私は既に眠さの限界に達していた。
うるさい環境と眠さの限界にもかかわらず、会話を楽しみながら、素晴らしいライブを堪能。

ライブが終わり、家に送ってもらった後、シャワーを浴びてベッドへバタンキュー。
この一日はスーツケースとの感動の再会を果たし、チェンマイの魅力をたっぷり味わうことができた。

果たして、次の冒険はどんな物語が待っているのだろうか…?お楽しみに!