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【チェンマイ旅行記・第三話】🍓 山々に広がるいちご畑での感動の再会

第二話「スーツケースとの感動の再会!」では、3年間置いてきぼりになっていたスーツケースとの衝撃の再開の様子を描きました。

villagehunter.hatenablog.com

今回の第三話では、チェンマイの山々に広がるイチゴ畑での仲間との感動の再会をお届けします。

 

目次

 

チェンマイの山々に広がるイチゴ畑で始まる物語

夜明け前のチェンマイ、繁華街から離れた静かな一角で目を覚ます。
今日は過去と未来が交差する特別な日だ。3年ぶりに再会する友人と、チェンマイの山々に広がるイチゴ畑での感動の物語が始まる。


朝の空気に包まれながら、急いで準備をして、午前10時前に元上司の家へ向かう。
そこで英語が堪能な現地スタッフと初対面。
彼らと共に、車で山の上にあるイチゴ畑へ向かう。
道中、誕生日を迎えたイチゴ栽培スタッフのためにケーキを調達した。
私は朝ごはんを食べていないこともありバーガーキングハンバーガーを購入した。
道中、懐かしの風景を眺めながら畑に到着。

チェンマイの山の上にあるいちご畑の様子 イメージ

山々に囲まれたイチゴ畑で、イチゴ栽培スタッフと3年ぶりの再会を果たす。
彼女との再会に、彼女の子供の成長や過去の思い出が蘇り、感慨深い気持ちに包まれた。
元上司の同僚の日本人スタッフも次々と合流し、再会を祝って誕生日会が開かれ、和気あいあいとした雰囲気に包まれる。

スタッフと誕生日を祝う様子 イメージ

【新たな道へ】感動の再会から広がるチェンマイの物語

山々に囲まれたチェンマイの美しいイチゴ畑では、かつて私が駐在していた頃にはわずか2反で4棟ほどのハウスがあったものが、今回訪れてみると5倍以上に拡大。
15棟のハウスで、シーズン中に何度も収穫期を迎え、年間数十トンものイチゴを生産し、バンコクへ出荷していた。
今後のさらなる成長が楽しみである。
ランチタイムには懐かしのローカル屋台でタイの名物料理ガパオを堪能。
元上司の同僚と農業やブロックチェーンの話で盛り上がる。
この出会いが、新たな道へと繋がるかもしれない。

午後はイチゴ畑での作業や、苗ポットに給水用チューブを刺す作業に励む。
暑さに参って休むこともあるが、自由気ままに過ごす。

いちご畑のハウス内の様子 イメージ

夕暮れ時のぼんじりと笑顔あふれるひととき

午後5時前、一日の作業が終わり、皆はひと息つく。
そこで、皆の行きつけであり、私にとっては初めてのにとっては初めての「ぼんじり」が美味しいと評判のローカルのお店に向かう。
期待に胸を膨らませながら、お店に到着すると、活気ある雰囲気に包まれていた。

夕方から、ビールを片手に、絶品のぼんじりの串やソムタム、ソーセージ、焼いた玉ねぎといった美味しい料理を堪能する。

屋台の焼き鳥


その場には村の子どもたちも加わり、賑やかで楽しいひとときが繰り広げられる。
会話も弾み、みんなでビールの瓶を8本近く開けるほど盛り上がる。

この夜は、私にとっての初めてのお店で「ぼんじり」を楽しみながら、新旧の友達と過ごす素晴らしい時間であった。
村の子どもたちとも交流を深め、心温まるひとときを共有できた。
これまでの旅で得た経験や出会いが、主人公の心に新たな光を灯すのであった。

夜の冒険、元上司との最後の想い出づくり

夜9時前、お開きの時間が近づき、最初の車で来た3人は再び山を車で降りることに。
30分近く、夜道を運転してもらい、何とか無事に下山した。

帰宅してすぐに寝たいと思っていたが、元上司の提案で昨日のライブのお店に行くことに。昨日と同じ時間帯である21時半に入場し、ウイスキーソーダ割りとおつまみを楽しむ。
昨日はCARABAOの本物のライブだったが、今回はコピーバンドのおじさんたちが演奏していた。私にとってはそもそも知らないグループだったので、特に違和感はなく楽しむことができた。

夜12時前にお開きになり、ようやく帰宅。
しかし、なぜか目が冴えていてすぐには寝られず、YouTubeを聴きながら就寝を待つ。こうして、チェンマイでの濃密な三日目が幕を閉じた。

次のチェンマイ旅行第四話では、日本では見られない室内農業の新たな可能性に触れる。
次回も、チェンマイでの冒険が続く!