農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

【第3弾】「web3」で農業をアップデート~メタバースでマルシェを始める!~

メタバースってVRゴーグルをつけて遊ぶゲームだよね!?」

半分正しいが半分間違っている。

なぜなら、メタバースはただのゲームと捉えて、
「私はゲームをやらないから……」と見過ごすのは
あまりにも危険であるからだ。

最近、大手企業がメタバース関連事業に参入するニュース記事が増えた。

テレ朝のようなテレビ局やパソナのような人材会社など
ゲーム関連事業を手掛けない企業までも、
メタバースに可能性を見いだし始めている。

そこで、今回はweb3第3弾として、
メタバース」で農業がどう進化するかを紹介する。

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メタバースの可能性

メタバースをまだ始めていないが、
興味を持っている方にこそ読んでいただきたい。

目次

 

メタバースの風向きが変わった〝きっかけ〟

メタバースの言葉が出始めたのは、今から30年前である。
それは、小説「スノウ・クラッシュ」の
著者ニール スティーヴンスンが
提唱し始めたことに遡る。

そんな過去から存在する言葉「メタバース」が
なぜ、最近になって浮上してきたのか?

それは、やはり「web3」の技術が整ってきたことにある。

「web3ってそもそも何?」という方は下記の記事をご覧いただきたい。

villagehunter.hatenablog.com

そんな環境の中、あのSNSで有名な「Facebook」が
会社名を「Meta」に改名してリブランディングした。

社名変更理由の一つとして
メタバースへの投資に注力していく」と、
CEOのマークザッカーバーグ氏は話した。

そこから一気にメタバースへの注目が高まったのだ。

そもそもメタバースとは、〝仮想空間〟のことを表しており、
「web3」上のメタバースは現実とリンクしていくだろう。

そんなメタバースは、農業界隈にも変革を起こすはずだ。

メタバース上で広告をする時代

「農家がメタバース上でアバターを立てて広告する……」

そんな時代は近いと想像する。

メタバース上では農地の情報も近い将来登録できるだろう。

実際に昨今いろいろなアプリケーションや、
サービス内でメタバースが立ち上がっている。

Twitter上で感度の高い農家の発信を見てみると、
「cluster(クラスター)というメタバースのアプリを利用している」
Tweetを散見する。

メタバース上ではアバターを作成し、
リアルタイムで仮想の自分を操作しながら、
農家ならではの情報発信ができる。

今までは、消費者が農地のある現地に足を運び、
農作物を実際に見る機会はあまりなかった。

しかし、メタバースの革新により、
消費者は家に居ながら生産現場を実体験さながら楽しめる。
そして、農家は消費者と交流しつつ、
農作物をメタバース上で販売もできるだろう。

決済はもちろん、web3上の財布「メタマスク」で
ID/パスワードなしでサクッと購入できる。

メタバース上でのコミュニティの形成によって、
広く浅いファン作りから、深くて太いファン作りへ
消費者は移行していくはずだ。

たとえ見ず知らずの相手であっても、
メタバース上で農家と消費者の間に深い関係性を築くだろう。

しかも、購入後のレビューや感想を購入したファンと、
まだ購入していない消費者との間でも可能である。

心理学では「ウィンザー効果」と呼ばれているが、
本人が直接伝えるよりも、他者の口コミの方が
2割以上の効果がある。

農家は他の人には伝えられない情報を発信し、
既存のファンにはレビューを伝えてもらうことで、
今までにない広告の形でアプローチできる。

そんなメタバースで農家が直売所を運営して販促する、
メタバースマルシェ」が実現する日も近いだろう。

web3を土台とした、農作物を買える世界に
魅力を感じてきたのではないだろうか?

農業をweb3でどう変革するか、
Kindle出版も予定しているので期待していただきたい。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます。