東南アジア農村放浪記

途上国の農村に訪れたときの体験記、学びを綴る

フィリピンの田舎と都市【第2弾】

第2弾としては、首都マニラにおける野菜の市場についてまとめる。

首都マニラは人口1000万人を超える巨大都市であり、人口密度については東京の4倍と車の交通渋滞が日常問題となっている。

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そんな、世界を代表する都市における野菜の価格とニーズについて調べた。

  • ショッピングセンター(SM city)

有機リーフレタス:160円/パック(110g)⇒1200円/kg
キャベツ 140円/玉(540g)⇒270円/kg
結球レタス:780円/kg
白菜 190円/株(850g)⇒220円/kg
⇒田舎では、リーフレタスが2210円/kgで販売されていたため、価格は半額と都市の方が比較的安く購入可能。

  • 八百屋(地方市場)

品質は高くないが、価格はスーパーの7掛けほどであり。地方市場は庶民向けである。

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生産者が、地方市場に卸すメリットは野菜納入後すぐに八百屋より現金が支払れるため資金回収が早い。

一方で、スーパーは高単価ではあるが、売れ残りなどは供給側がリスクを持つため、商品販売後実際に入金されるのは1か月以上先。また契約は3か月ごとの更新であり、スーパー側から厳しい要求もでるようである。

 

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島が異なっても値段は統一されている。
シングル(1人用) 220円/150g
家族用(4人用) 740円/350g
※使用されているレタスはロメインレタスのみ

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    シーザーサラダ              サウザンサラダ

実際に試食したところ、ドレッシングが大量に使われているためレタス本来の味はない。
品質に関しては、葉のまわりが茶色に変色しているレタスも多々見られたため、ドレッシングでごまかしているように感じられた。


普段は鶏肉と魚をメインにご飯を食べるが、サラダを好むフィリピンもかなり多く、ぜいたく品のようなポジションであるとのこと。
例えば、中階級の家族が休日に家族でランチするときに特別にオーダーすることが多々ある。

 

今回は都市(マニラ)における野菜の市場について調査したが、結論としては都市の方が葉物野菜は安く販売されている。

人口が集中しており、消費量も多いため輸送コストなどが安く抑えられるためかと考えられる。

また、国全体として暑い気候であるため、葉物野菜を生産できる場所は限られているため、供給もそこまで多くない。

これでは、農村に住む人がレタスを食するのは珍しいことも納得できる。