農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

【先行公開】Metagriシリーズ第5弾「農業×AI」の章立て

前回のブログでは、Metagriシリーズ第5弾「農業×AI」を出版する目的や概要を紹介しました。

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本書では、AIが農業にどのような影響を及ぼし、具体的にどのように活用できるのかについて解説します。

今回は本書を通して伝えたいメッセージと併せて、5章から成る章立てを紹介していきます。

AIで生成した一次産業と読書が融合した世界

目次

農業×AI: 新たな戦略

現在、農業界では大量生産低単価型と少量高単価型という二極化が進行しています。 今回の書籍も過去作と同様、少量高単価を目指す家族農家や個人農家に焦点を当て、生成系AIを活用した新たな戦略を示します。

良く見聞きするかもしれませんが、AIの進化は想像を絶します。 元々はAIが仕事を奪うと聞くと、スーパーの店員、トラックや自動車の運転、鉱山での労働など「ブルーカラー」と呼ばれてきた仕事が代替されるとイメージされてきました。しかし、ChatGPTやMidjourneyを始めとする、生成系AIの登場で、そのイメージが覆されました。
コンサルティングやプログラミングを主体とするエンジニアの仕事をAIが担える時代が来ています。それは、ホワイトカラーのスキルの相対的価値低下につながります。

そんな流れのなか、農業界においては大きなチャンスがあると言えます。
なぜなら、AIを上手にビジネスに取り入れれば、時間の効率化が可能になり、結果、高単価ビジネスとしての創造的なサービスづくりに時間投下できる可能性を秘めているからです。
創造的なサービスづくりのためには、自分だけの独自性を追求し、過去の経験をリセットする勇気を持つことが求められます。既存の枠、すなわち、常識に捉われいるままでは何も前に進みません。AIを活用することで、自身の価値や立ち位置を再評価し、新たな可能性を切り開くきっかけになるはずです。

そこで、本書では、実際に生成系AIを活用する農家の事例をインタビューや具体例を通じて紹介します。
果たして、時代の先端を走る農家はどんな方法で何の目的で生成系AIを使っているのでしょうか?

Metagriシリーズ第5弾「農業×AI」の章立て

次に、本書の章立てを紹介します。

第1章: コロナ禍がもたらした農業の転機

農業の現在進行形の二極化について深く掘り下げます。一方では少量高単価を目指すプロの農家や個人が存在し、一方では大規模な農業を行う企業が存在します。この現状を理解することは、農業におけるAIの重要性を理解する上で不可欠です。

第2章: AIブームの背景と想像を絶する影響

AIの急速な進化が農業にどのような影響を及ぼすのかを詳しく解説します。特に、AIがもたらす大きなチャンスと、それによって生じる新たな課題について探ります。

第3章: 未来の農業を創るAI技術の活用事例

言語モデル(GPT)や機械学習(ML)などのAI技術が、具体的にどのように農業の創造性や効率化に貢献しているのかを具体的な事例を用いて紹介します。AIの力を利用することで、どのようなサービスが提供可能となるのかを理解します。

第4章: AI導入で変わる農家の日常

実際にAIを農業に取り入れている農家 のインタビューや事例を紹介します。
AIの導入により、どのような変化が農業にもたらされたのか、具体的に見ていきます。

第5章: 農家が生き残るためのAI戦略

AIを活用し、サービスを増やし、人間としての価値を向上させるための具体的な戦略を提案します。自分だけのオリジナルを追求し、過去の経験をリセットする勇気を持つことが求められます。

『Metagriシリーズ第5弾: AI編』は、新たな農業の可能性を開く一冊です。
私自身も引き続き、数多くのAIや農業関連書籍を読みながら更新していきます!
AIと農業の融合によって、どのような未来が広がるのか、一緒に見つめていきましょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

AIが切り開く農業の新たな可能性:Metagriシリーズ第5弾(AI編)の執筆へ

現在、Metagriシリーズ第5弾として、「農業×AI」の執筆に挑戦しています。農業とAIの融合をテーマに、新たな視点からのコンテンツを厚くしています。

農業×AIをテーマに執筆中🖊

Metagriシリーズ出版の大目的は、本書を通じて価値観を共にする方々と、Metagri研究所という「農業×ブロックチェーン」をキーワードに新しい農業の世界を創造する取り組みを加速化することです。
また、Metagri研究所として、「農業と生成系AI」を組み合わせたSEO対策も見据えています。

本書の読者には、限定NFTの発行やコミュニティ内における限定情報の公開、セミナーへの招待を通じて、読者ならでは体験価値価値も提供予定です。
今回は、本書における重要なテーマや取り組みたい情報を紹介します。


目次

 

次々と襲い掛かる農業課題と解決の糸口となる生成系AI

そこで、本書では具体的な生成系AIの農業分野への活用を提示していきます。
本書では、特に生成系AIを農業分野で活用することで、業務効率化と高付加価値化を実現する方法を提案します。
その結果、原価の高騰、労働力不足、送料の増加といった問題を抱える農家にとって、新たな可能性を切り開くことができます。
具体的には、以下のようなAIの活用例を提供します。(一部抜粋)

1. SNS投稿のコンテンツ作成

AI、特にChatGPTの活用はSNSのコンテンツ作成で大きな力となります。例えば、ChatGPTは日々の農場の様子や新商品の紹介、農業に関する有益な情報など、農産物の魅力を伝える投稿の作成をサポートします。これにより、農家自身がSNSの運用に時間を割くことなく、一貫したコミュニケーションをフォロワーに提供できます。さらに、画像生成AIを用いれば、視覚的に魅力的な画像や動画を自動的に生成し、投稿のクオリティを一段と向上させることが可能です。

2. 農業関連情報のキュレーション

農業に関する最新情報やトレンドは常に更新されており、それらを追いかけることは農家にとって大きな負担となります。ここでChatGPTを活用すると、AIが自動的に情報を収集・分析し、農家に有益な情報だけを提供します。これにより、新たな取り組みや技術への対応がスムーズに行え、業務の効率化を図ることができます。

3. 画像生成AIを使った商品パッケージデザイン

直販商品のパッケージデザインは、商品の魅力を消費者に伝える大切な要素です。画像生成AIを活用すれば、個性的で魅力的なパッケージデザインを自動的に作成することができます。これにより、消費者の目を引くパッケージデザインを効率的に作成し、消費者の購買意欲を高めることができます。

人間にしかできない活動:AI時代の生き残り戦略

現在、たとえAIを上手く使えなくても大丈夫です。一緒に学んでいける仲間がいるか、相互に学び合える環境のあるコミュニティに所属しているどうかが重要です。

人間にしかできない活動=コミュニティ活動こそがAI時代到来における一番の生き残り戦略です。利益につながるだけでなく、指名買いをされるような関係を築くことができれば、変化の激しい時代を生き抜くことが可能となります。

大切なのは「感情を伴った活動」であり、「人間関係の構築」です。
AIにはできない、人間だけができる活動はどれも人間関係に帰結します。

私の心のなかでは、人間文化は遊びのなかにおいて、遊びとして発生し、展開してきたのだ、という確信がしだいに強まる一方であった。

引用:ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み
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この「ホモ・ルーデンス」(遊ぶ人)の概念が示すように、楽しみながら過ごすことこそが”最大の喜び”となります。
「飲み会」「旅行やワーケーション」「体験農園」など、人間だからこそ価値と意味がある活動は残るはずです。

未来の課題:AIと働く必要がなくなる世界

AIの導入により働く必要がなくなる世界が到来すると、一体われわれは何をするべきなのでしょうか。変化の早い時代で、未来を予測することは難しいかもしれません。
しかし、これから何をするべきか、誰と一緒に取り組むべきかが重要なキーワードになります。

Metagriシリーズ第5弾(AI編)の目指す世界

Metagriシリーズ第5弾(AI編)の出版に向けて、毎日、新たなサービスを体験しながら、コンテンツを充実させています。
なんと、2023年4月にリリースした新しいサービスは1000を超えています。これらAIを主体とした新しいサービスのリリースは、これまでの常識を覆す可能性を秘めています。我々がこれまで知っていた情報や知識をアップデートする機会を与えてくれはずです。

このように、Metagriシリーズの5弾では、農業とAIの融合をテーマに、新たな視点からの情報提供を目指しています。本書の発売は2023年5月末を予定しています。本書を通して、新しい知識を得ることで、あなたのビジネスやこれからの生き方を考えるきっかけとなることを期待しています。

みなさんと一緒にこの新しい時代を形成できることを願っています。
Metagriシリーズを通じて、最先端の知識と共に、農業とAIの未来について考え、実行に移していくことをお約束します。

【チェンマイ旅行記・第四話】🍃タイの大麻解禁とその可能性

第三話「山々に広がるいちご畑での感動の再会」では、3年ぶりに訪問したチェンマイの山々に広がるイチゴ畑での仲間との感動の再会をお届けしました。

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第四話では、同じ農業でも全くモノと言っていい、日本ではお目にかかれないあの農作物のお話をつづります。

 

目次

タイの大麻解禁の波

タイでは2022年6月9日に大麻の栽培が自由化され、それ以来、その是非について活発な議論が展開されています。医療目的での使用が2019年に合法化された後、化粧品や飲料など産業用の利用も可能になり、多くの業界が大麻ビジネスに進出しています。

大金を投じて栽培に命を懸ける

そんな大麻が解禁されるタイに拠点を移し、なんと2000万円近くを投資して大麻の室内栽培を手がける方の現場を訪れました。これは、日本では見られない衝撃的な体験でした。
室内栽培で環境をコントロールして、世界一の最高品質の大麻を作るために命をかけて栽培に従事している方の熱意に触れました。

栽培現場の様子(イメージ)

温度や湿度の管理はもちろん、タイ国内では決して手に入らない肥料を輸入しないことには最高品質の大麻は作れないようです。

栽培の詳しい内容は次の漫画にも描かれています。

・東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男
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東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男

植物をこよなく愛す花屋の主人公がお金に困って、大麻栽培を始める中で才能を発揮するというかなりグレーな漫画である(笑)。

日本における大麻市場はどうなるか

こと日本においては大麻に対する関わり方は注意が必要です。
なぜなら、大麻取締法により、所有していると「所持」罪に該当するからです。もちろん、栽培することもご法度です。
大麻取締法のゆらいや存続理由については、賛否両論ありますが、ここでは触れません。

そんな背景を踏まえて、自身の立ち位置や今後の行動を考えてみました。

結論は露地栽培のように、”自然な環境”で生産する大麻の調査を進めていきたいと考えています。
特に日本においては、麻薬取締法の改正により医療用大麻解禁の可能性は秘めています。そんななか、自然栽培を前提とした大麻のこれからについても可能性を感じています。そのため、まずは細々と調査を進めていく考えです。

今後の法改正を見据えた実験の位置付けとして、農業とブロックチェーンの第一人者と新しいシナジーを築くことを目指しています。
特に、農業×ブロックチェーンの発想でいくと、栽培や出荷のトレーサビリティを国の指定するブロックチェーンで管理し、利用者にはNFTでの取引を可視化することで、プライバシーを保護しつつ、ポジティブな影響をもたらすことができるはずです。

トレーサビリティをブロックチェーンで管理する仕組みの構築は開発費や導入費がかかるため、高単価作物でないとなかなか現実的には普及しません。

仮に、この取り組みが実現した場合、他の農作物にも展開可能な点が大きな魅力です。

海外の大麻合法化の流れやブロックチェーンの成功事例をもとに、日本での大麻解禁後は課題を明確に見据えた上でスモールスタートで取り組むのが現実的です。

また、医療関係者やブロックチェーンの専門家との連携により、医療とブロックチェーンの領域でのイノベーションの可能性も秘めています。
制薬メーカーはもちろん、大学や研究機関を対象とした事業づくり支援も可能だと感じています。

日本においては黒に近いグレーゾーンは攻めない

私のポジションは、何よりも「ホワイト」、つまり合法的な活動を前提とします。
だからこそ、大麻使用による”キマる”成分の要因となるテトラヒドロカンナビノール(THC)が過度に含まれる成分強化の事業には手を出さないことが私のスタンスです

大麻の可能性とともに、そのリスクもきちんと理解し、適切な対応を行うことが、これからの大麻産業の発展に必要な姿勢だと考えます。

これからも状況を見守りつつ、大麻に対する理解と関わり方を深めていきます。これらの経験と学びを皆様と共有できることを楽しみにしています。

4シリーズにわたってお届けした【チェンマイ旅行記】は以上です。

次回からは、一転して、Kindle出版としてシリーズ化してきたMetagriシリーズ第5弾(AI編)の執筆状況を紹介をしていきます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

【チェンマイ旅行記・第三話】🍓 山々に広がるいちご畑での感動の再会

第二話「スーツケースとの感動の再会!」では、3年間置いてきぼりになっていたスーツケースとの衝撃の再開の様子を描きました。

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今回の第三話では、チェンマイの山々に広がるイチゴ畑での仲間との感動の再会をお届けします。

 

目次

 

チェンマイの山々に広がるイチゴ畑で始まる物語

夜明け前のチェンマイ、繁華街から離れた静かな一角で目を覚ます。
今日は過去と未来が交差する特別な日だ。3年ぶりに再会する友人と、チェンマイの山々に広がるイチゴ畑での感動の物語が始まる。


朝の空気に包まれながら、急いで準備をして、午前10時前に元上司の家へ向かう。
そこで英語が堪能な現地スタッフと初対面。
彼らと共に、車で山の上にあるイチゴ畑へ向かう。
道中、誕生日を迎えたイチゴ栽培スタッフのためにケーキを調達した。
私は朝ごはんを食べていないこともありバーガーキングハンバーガーを購入した。
道中、懐かしの風景を眺めながら畑に到着。

チェンマイの山の上にあるいちご畑の様子 イメージ

山々に囲まれたイチゴ畑で、イチゴ栽培スタッフと3年ぶりの再会を果たす。
彼女との再会に、彼女の子供の成長や過去の思い出が蘇り、感慨深い気持ちに包まれた。
元上司の同僚の日本人スタッフも次々と合流し、再会を祝って誕生日会が開かれ、和気あいあいとした雰囲気に包まれる。

スタッフと誕生日を祝う様子 イメージ

【新たな道へ】感動の再会から広がるチェンマイの物語

山々に囲まれたチェンマイの美しいイチゴ畑では、かつて私が駐在していた頃にはわずか2反で4棟ほどのハウスがあったものが、今回訪れてみると5倍以上に拡大。
15棟のハウスで、シーズン中に何度も収穫期を迎え、年間数十トンものイチゴを生産し、バンコクへ出荷していた。
今後のさらなる成長が楽しみである。
ランチタイムには懐かしのローカル屋台でタイの名物料理ガパオを堪能。
元上司の同僚と農業やブロックチェーンの話で盛り上がる。
この出会いが、新たな道へと繋がるかもしれない。

午後はイチゴ畑での作業や、苗ポットに給水用チューブを刺す作業に励む。
暑さに参って休むこともあるが、自由気ままに過ごす。

いちご畑のハウス内の様子 イメージ

夕暮れ時のぼんじりと笑顔あふれるひととき

午後5時前、一日の作業が終わり、皆はひと息つく。
そこで、皆の行きつけであり、私にとっては初めてのにとっては初めての「ぼんじり」が美味しいと評判のローカルのお店に向かう。
期待に胸を膨らませながら、お店に到着すると、活気ある雰囲気に包まれていた。

夕方から、ビールを片手に、絶品のぼんじりの串やソムタム、ソーセージ、焼いた玉ねぎといった美味しい料理を堪能する。

屋台の焼き鳥


その場には村の子どもたちも加わり、賑やかで楽しいひとときが繰り広げられる。
会話も弾み、みんなでビールの瓶を8本近く開けるほど盛り上がる。

この夜は、私にとっての初めてのお店で「ぼんじり」を楽しみながら、新旧の友達と過ごす素晴らしい時間であった。
村の子どもたちとも交流を深め、心温まるひとときを共有できた。
これまでの旅で得た経験や出会いが、主人公の心に新たな光を灯すのであった。

夜の冒険、元上司との最後の想い出づくり

夜9時前、お開きの時間が近づき、最初の車で来た3人は再び山を車で降りることに。
30分近く、夜道を運転してもらい、何とか無事に下山した。

帰宅してすぐに寝たいと思っていたが、元上司の提案で昨日のライブのお店に行くことに。昨日と同じ時間帯である21時半に入場し、ウイスキーソーダ割りとおつまみを楽しむ。
昨日はCARABAOの本物のライブだったが、今回はコピーバンドのおじさんたちが演奏していた。私にとってはそもそも知らないグループだったので、特に違和感はなく楽しむことができた。

夜12時前にお開きになり、ようやく帰宅。
しかし、なぜか目が冴えていてすぐには寝られず、YouTubeを聴きながら就寝を待つ。こうして、チェンマイでの濃密な三日目が幕を閉じた。

次のチェンマイ旅行第四話では、日本では見られない室内農業の新たな可能性に触れる。
次回も、チェンマイでの冒険が続く!

【チェンマイ旅行記・第二話】スーツケースとの感動の再会!

第一話「スーツケース奪還の冒険、始まる!」では、3年間置いてきぼりになっていたスーツケースを奪還するための旅に出かける様子を描きました。

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第二話では、ついに、感動の再会が訪れる時がやってきます。
その感動の瞬間にいたるストーリーをお届けします。

スーツケースのイメージ

目次

 

朝の目覚め! 恒例のMetaゴリFMで一日が始まる

朝6時、目覚ましの音に誘われて起床。時差があるため、日本は早朝8時だ。
ゴリさん主催の恒例のMetaゴリFMを聞きながら、一日が始まる。
今日のテーマはゴリさんの感謝会。
ゴリさんの近況報告やFMを通じて得た経験、そして熱い想いが語られる。
そんな彼の言葉に触れながら、自身も気持ちを新たにする。

その後、恒例のモーニングページを書いてリフレッシュし、Discordやメールをチェック。今日もチェンマイでの冒険が始まる。

チェンマイ市内散策と愛しのマンゴースティッキーライス

特に朝の予定がなかったので、チェンマイ市内をバイタクで散策することに。
美しい寺院や緑豊かな通りに囲まれ、心が癒される時間を過ごす。
そんな中、お腹も空いてきたので、地元の味覚を求めてさまよう。

旅行の楽しみは何と言っても日本では味わえない食事。

どこで朝昼兼用の食事を堪能しようかと考えながら、色々と歩き回る。
最終的にはチェンマイで一番と言っても良い大きなMAYAショッピングモールに辿り着く。
フードコートで美味しいランチを楽しみながら、日本にいるクライアントとのオンラインMTGもきっちりとこなす。

そして、待ちに待ったデザートのマンゴースティッキーライスを堪能。
甘さとコクが絶妙で、まさに幸せの味を感じる逸品である。

ぜひ、チェンマイへ訪れたときには味わってほしい。

マンゴースティッキーライスのイメージ


さらなるリフレッシュを求め、タイ式マッサージ店で1時間のマッサージを受ける。
リラックスしながら心身ともに元気を取り戻し、チェンマイでの旅を楽しむエネルギーがみなぎる。

帰国に備えた高価なPCR検査へ

パソコンの電源が限界であったため、バイタクで電源が使える「.fresh」というカフェに向かう。
PCを充電しながら仕事に励む。並行して、PCR検査を受けられる病院情報も調べ始めた。日本帰国のための準備だ。

いくつかの候補の中から今日でも受け付けてもらえそうな病院に電話して営業を確認。
英語が通じないスタッフとの会話に一苦労しながら、ようやく電話でも裏取り完了。
見つけた病院は距離は10㎞弱と少し遠いが、バイタクで向かうことに。
PCR検査のコストは2000THBで日本円換算で1万円弱と、少し高いが仕方ない。

病院に到着し、非常に簡単なPCR検査を受ける。

時間にして約5分……
これで1万円弱……

帰国に必要なため仕方がないと自分に言い聞かせる。
無事に検査が終わり、帰国の準備もひと段落。
これでチェンマイでの旅も安心して楽しめる。

タイでサウナを楽しむ、異国の銭湯体験

やることを一通り終えたので、チェンマイでサウナを体験してみることに。
チェンマイ市内にあるサウナ完備の銭湯へ向かう。
お湯風呂2つ、水風呂1つとロウリュウサウナが完備されており、タイに来てまで日本と同じようにリラックスできる場所を発見。
早速、銭湯に入りサウナで汗を流す。

最初は貸切状態で銭湯を楽しんでいたが、タイ人とヨーロッパ人が入ってきた。
彼らは下に水着を付けていたが、自分だけ水着無し。
日本と同じ感覚で裸で入浴していたが、二人は海パンをはいていた。
多少の恥ずかしさはあったが、海パンがなかったので仕方がない。異国で日本の銭湯文化を楽しむことで、リラックスしながら新たな出会いや発見もある。

気にすることなくサウナから水風呂へ、そして外気浴へとルーティンを3回こなして、タイでしっかりとととのう。

タイでの旅が、さらに彩り豊かになった。

チェンマイの夜に味わう、ローカル料理と焼き鳥

ディナータイムが近づくと、私はチェンマイ市内で独特の味を求めてバイタクで屋台を探し始める。
時刻は18時、元上司と約束しているCARABAOというバンドの生出演ライブは22時。
まだ十分な時間があるため、ゆっくり食事を楽しめる場所を見つけたいと考えていた。

しかし、なかなか気に入るお店が見つからず、さまよい続ける。
遂に、ローカルな雰囲気が漂うお店を発見し、トムヤンクンをベースにしたチャーハンとビールを注文する。
だが、なぜかビールが来ず、諦めてチャーハンだけを堪能する。

その後、元上司から「21時に校外にある自宅に集合」との連絡が入った。

食事を終えたものの、まだ時間に余裕があったので、2軒目を探すことに。
あてもなく、チェンマイ市内を徒歩で散策しながら、最終的にMAYAショッピングモールの近くにあるスパイシー焼き鳥屋にたどり着いた。

ここで、ビールと焼き鳥を注文し、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、チェンマイの夜を満喫。
街の夜は、ローカルな味と新たな出会いに満ちており、私の旅をさらに楽しいものにしてくれた。

スーツケースとの感動の再会、そして3年ぶりの開封

21時前に2軒目の焼き鳥屋を出発して、ついにその瞬間が訪れた。
元上司の家は驚くほど広い一軒家。庭付きで100坪近くある家であった。

今回の奪還ツアーの目的のスーツケースと3年ぶりの感動の再会を果たす。
ワクワクしながら、タイムカプセルのようなスーツケースのファスナーをゆっくり開けた。

まるで長い眠りから目覚めたかのように、溶けたグミのハリボーや、固まった納豆のタレ、農業関連の書籍、現地用の衣類、印鑑、充電器、そしてタイやドル紙幣のお金が次々と姿を現しました。

懐かしさと複雑な気持ちが交錯する中、私はスーツケースの中の荷物たちに思いを馳せた。タイの暑い環境の中、3年間開かずに眠っていた荷物たちの気持ちは、どんなものだったのだろうか。

私はスーツケースと荷物たちに感謝の気持ちを込めて、そっと蓋を閉じました。
3年ぶりに開封したスーツケースは、過去の思い出や未来への期待を詰め込んだ、まさにタイムカプセルであった。

3年ぶりのスーツケース イメージ

感動の再会からCARABAOライブへ

スーツケースとの感動の再会を果たした後、私たちはCARABAOのライブへと向かう。
CARABAOはタイの音楽界において、日本で言うところのサザンオールスターズのような立ち位置を持つバンドだと聞いていた。

スーツケースを元上司の車に詰め込み、ライブ会場へ。
元上司は大所帯で行く予定だったため、なんと14席分を予約していた。
チケットは一人5000THBと2万円近くする超高単価……。
ライブは21時半から入場して乾杯。
広々とした席に最初は2人だけで座っていたが、やがて元上司の同僚や奥さんも合流。
22時前からスタートしたライブ、私は既に眠さの限界に達していた。
うるさい環境と眠さの限界にもかかわらず、会話を楽しみながら、素晴らしいライブを堪能。

ライブが終わり、家に送ってもらった後、シャワーを浴びてベッドへバタンキュー。
この一日はスーツケースとの感動の再会を果たし、チェンマイの魅力をたっぷり味わうことができた。

果たして、次の冒険はどんな物語が待っているのだろうか…?お楽しみに!

【チェンマイ旅行記・第一話】スーツケース奪還の冒険、始まる!

2023年4月10日、時は遡ること3年前、2020年3月に置き去りになったスーツケースを取り戻す冒険が幕を開けた。

いざ3年ぶりのチェンマイ

■背景
2020年1月から3月、タイでの駐在を経験。農業に情熱を傾け、農業ベンチャーへの転職を果たすも、3月に自身の入籍を機に一時帰国。しかし、そのままタイに戻ることなく、完全帰国が決まる。

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タイがロックダウンを実施し、海外からの外国人受け入れが一時閉鎖される。転職して理想を追い求めたものの、大きな変化が訪れることは予想外だった。
それも運命だと受け入れて早3年……

3年越しのスーツケース奪還ツアー、壮大な物語が始まる。

 

目次

 

成田空港でのドタバタ劇の始まり

2023年4月10日、朝6時半に千葉の家を出発。
途中、鳥たちが朝のさえずりを奏でる中、期待に胸を膨らませながら電車を乗り継いで成田空港へ向かった。
朝8時前に予定通り成田空港に到着すると、ベトナム系格安航空会社「VIETJET」のチェックインカウンターの前に広がっていたのは、まるでアトラクションの待ち行列のような長蛇の列。
なんと、ベトナム人旅行客の団体がおしゃべりを楽しみながら並んでいたのだった。

予定では、早めにチェックインを済ませて、空港内でリラックスしながら朝食を楽しむはずだったが、人々が行列に時間を取られてしまい、やむなく諦めることに。
検査までの行列も尋常ではなく、出発ロビーに到着するまでに1時間以上かかってしまった。
空腹感と焦りが募る中、搭乗口近くのコンビニでおにぎりとビールを手に入れる。
朝9時半、いざチェンマイへのフライトに搭乗!

空の旅ではおにぎりとビールでほろ酔い気分

朝から何も口にしていない空腹状態だったこともあり、飛行機内で、早速、おにぎりとビール3本を堪能する。
ほろ酔い気分になりながら、窓から見える雲海に見とれたり、オーディオブックを聴きたり、読書したり、充実した空の旅を満喫した。
幸運にも、機内の席に余裕があり、二人席を一人で占めることができ、ゆったりと過ごせた。

飛行機が雲を突き抜ける度に、チェンマイでの新たな冒険への期待が膨らんだ。
そんな中、心の中で繰り広げられる夢と現実の狭間の物語に酔いしれる。

次第に地平線が近づき、チェンマイへの興奮が高まっていく。
これからどんな出会いがあるのだろうか。
どんな風景に出会えるのだろうか。

そんな期待に胸を膨らませたまま、飛行機は滑走路へと降り立った。

ハノイでの乗り換えで思わぬ再会

お昼過ぎに乗り換えの空港であるベトナムハノイにあるノイバイ国際空港に到着。トランジットエリアで手続きを済ませる。待ち時間を利用して、空港内のお土産屋でベトナムのお菓子や雑貨を眺めながらスマホでこれからの旅に思いをはせる。

そして、14時過ぎにチェンマイ行きの搭乗ゲートに向かう途中、まさかの再会が!3年前のチェンマイいちご生産事業でお世話になった元上司とばったり遭遇。彼の顔は日焼けで真っ黒で、一瞬、タイ人かと見間違えるほどだった。彼との再会を喜びながら、タイのチェンマイだけではなく、日本におけるいちご生産事業立ち上げのエピソードを聞かせてもらう。

チェンマイ行きの飛行機に搭乗

元上司との再会を楽しんだ後、チェンマイ行きの飛行機に搭乗。今回はビールをやめて、オーディオブックに集中することに。機内で流れる静かな音楽に耳を傾けながら、物語の世界に身を任せる。

1時間強のフライトはあっという間に過ぎる。気づけば現地時間は16時半、ついにチェンマイ空港に到着。到着早々、生活の要となる現地のSIMカードを調達。8日間使い放題のプランに満足しながら、新たな土地での冒険が始まるのを楽しみにする。

長い空の旅が終わり、チェンマイでの冒険が待ち受ける。慌ただしかった成田空港での出発から、ほろ酔い気分で楽しんだ空の旅まで、さまざまなエピソードが詰まった一日。これからのチェンマイでの冒険が、これ以上なく楽しみで仕方がない。

第1弾としては、空港での行列や飛行機内でのほろ酔いなど、さまざまなエピソードが詰まっていました。そして、チェンマイでの美味しい料理や再会を経て、ついにスーツケース奪還ツアーが本格的にスタートしました。

これからのチェンマイでの冒険に乞うご期待!果たして、3年前に置き去りにしたスーツケースは無事に見つかるのでしょうか?
そして、どんな素晴らしい経験が待っているのか、次回の旅行記でお楽しみに!

「シンNFT戦略 最強のアイディア図鑑」が11月18日に宝島社より発売のお知らせ

NFTの活動を続けた結果、ついに夢の商業出版が実現しました!

テーマは「NFTが創るこれからの未来」です。

シンNFT戦略


NFTがこれからのビジネス、そして社会をどう変えていくのか? 

NFTが注目を集める背景やNFT市場の仕組み、購入から出品方法の解説、そしてNFTをあらゆるビジネスと組み合わせるためのヒントなど、NFTをあなたの武器として既存のビジネスを加速させるアイディアが詰まった一冊です。

本書を通じて、NFTの買い方や売り方を実践できるように、図解を厚めに載せています。
最終章には、NFTが社会のインフラとなった未来の姿を「学校や職場」「買い物や流通」「趣味やレジャー」「住居」「旅行」の分野で描いています。

 

未来予想図

社会のインフラになるNFT!
アクセンチュアのITコンサルがNFTで事業を創る方法を分かりやすく解説します。

 

目次

【書籍『シンNFT戦略 最強のアイディア図鑑』概要】

『シンNFT戦略 最強のアイディア図鑑』
定価:1,700円(本体1,700円+税)
出版:宝島社
発売日:2022年11月18日(金曜日)
ページ数:224

■目次

はじめに
CHAPTER 1 NFTを知る
CHAPTER 2 NFT市場の仕組み
CHAPTER 3 まずは個人でNFTを出品してみよう
CHAPTER 4 NFTで成功する方法
CHAPTER 5 NFTの価値を最大化する方法
CHAPTER 6 NFTがもたらす未来の社会
おわりに

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■読んでいただきたい方

資産形成の一つとしてNFTを買ってみたい方
副業としてNFTを売ってみたい方
NFTの新規事業を検討されている方
起業家としてNFTの事業参入を検討している方
そんな方にぜひ手に取って頂きたい一冊です。

【山口周先生の推薦コメント「NFTについて『知らない』ではもう済みません。」】

なお、本書出版にあたり、山口周氏からは、
下記の通り推薦コメントをいただいております。

「仮想空間シフトが進み、
『役に立つ』から『意味がある』へと
価値の源泉が変わりつつある今、
NFTについて『知らない』ではもう済みません。」
(パブリックスピーカー・経営コンサルタント 山口周氏 より)

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