農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

片手間農業の貸し農園はコロナ疲れの救世主!?

今年から千葉県民となり、近所に貸し農園があるという情報を聞きつけ、見学に行くことに。
 

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住宅街の中に存在するオアシス、貸し農園
貸し農園の仕組みとしては、1区画10m2で月額8,000円~の年間契約で必要資材や道具は農園内に全て揃っており、持参するものは手袋と長靴と帽子くらいとかなりお手軽に始められる。

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農園内の資材置場
もちろん、苗やタネも月額費用に含まれている。
作付け内容は基本的に固定されており、一部、選択制で候補内から好きな作物を選び自分で植え付けをする。

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苗は全て適作時期に準備される
 そのため、肥料づくりや資材集めや土の掘り起こしなどは農園スタッフが担うため、借り主は作業不要であり、主に草むしりや虫取りや収穫と農業として一番醍醐味である作業だけに没頭できる。

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体験農園の種植えの様子
 
頻度としては、週1回程度訪れて面倒をみれば、誰でも3~5ヶ月で一通りの作物を育てることができるという画期的な仕組みであった。
 
特に、今年の4月や5月は緊急事態宣言も発令され、自粛ムードでなかなか外出する機会がなくストレスを溜め込む方が多かったと思うが、当農園を契約されている方々は、つかの間のプチ農業で癒やされて、リラックスが出来たのでは無いかと思う。
その結果なのか、農園は9割以上の区画が埋まっており、残り3区画ほどと大盛況であった。
 これからさらにリモートワークが推進されれば、外に出る機会がさらに少なくなり、自然と触れ合う機会を求める人が増え、ますます、貸し農園の需要が増えそうである。