6月19日からスタートした、独自サイトでのクラウドファンディングが幕を閉じた。
この1ヶ月は毎日がドラマの連続で、毎日が祭りのような感覚であった。
祭りが終わって寂しい気持ちはあるが、今日から気持ちを切り替えて出発していく。
クラウドファンディングの結果は、111名様に109.4万円の支援を頂いた。
たくさんの方々から支援はもちろん温かい応援の言葉を頂き感謝です。
この場を借りてお礼を言わせてください、ありがとうございます。
今回は、当初の目標金額200万円にコミットするために今後の方針を綴ります。
目次
結論:3本の矢を放って目標金額にコミットする
今回のクラウドファンディング、取り組む中での大きな学びは「あてもなく実行する」ことの重要性。
実は、クラウドファンディングがスタートする前は、誰も100名様どころか、どこまで支援頂けるか半信半疑の中で走り出した。
また、Campfireのようなクラウドファンディングのオフィシャルサイトを使わないので、どこまで信用を得られるかという懸念もあった。
そんな中、闇雲に走り続ける中で、「嬉しい誤算」のお陰でここまで来れた。
残すは目標金額とのギャップ90万円。
クラウドファンディングでは集めきれなかった金額を今日から別の方法で調達を予定。
そこで、「3本の矢」として今日から取り組み始める今後の方針をご紹介する。
1本目の矢はトマトズキッズ絵本の販売
現在、クラウドファンディングのリターンとして絵本制作の準備を進めている。
既にクラウドファンディングを通して46冊の予約を頂いている。
出資頂いた方やお子様を巻き込みながら、トマトをテーマにオリジナルな絵本を製作する。
その絵本を印刷時に、100冊以上を発注し、別途、販売を予定している。
値段設定は未定だが、20万円の売上を目標として販路を広げていく。
もちろん、IT農人メンバーには絵本作家がいない。
そのため、絵本づくりに興味をある方を広く呼びかけたところ、なんと、アメリカの大学に通う学生がインターンとして手を挙げてくれた。
夏休みを生かして、絵本デザインと販促のためのwebマーケをサポート頂く。
2本目の矢は山口県内での草の根活動によるスポンサー獲得
現在、三浦農園のホームタウンである宇部市近辺の方々の支援比率は全体の10%にとどまっている。
生産地では、三浦農園がクラウドファンディングに取り組んでいる事実が広げられていない。
そこで、現地の方々の賛同を集めるべく、三浦トマトを扱った料理をキッチンカーで提供する方々のサポートを頂いている。
・キッチン846
地元と移住者コミュニティを「食」でつなぐ、山口県宇部市の地域おこし協力隊員・八代谷寿子さんの「起業プラン」とは?
・Mキッチン
兄弟コラボのキッチンカー「Mキッチン」 宇部・吉部を拠点に地元野菜の魅力発信 - 山口宇部経済新聞
具体的には、弁当と一緒にクラファンのチラシを提供して現地の方々に知らせて行っている。
また、三浦農園は地元でも注目を集める農家である。
そのため、地元企業の遊休地を農地として転用するビジネスも検討。
そこで、三浦農園との協業に興味があり、出資頂ける可能性がある企業を開拓する。
3本目の矢はkindle出版
今回のクラウドファンディングでに取り組むにあたり、IT農人メンバーでStand.fmで活動の内容や進捗を紹介した。
また、コラボライブという形で、早朝からIT農人メンバーで応援を呼びかけた。
いかに飽きないコンテンツを提供し続けて多くの人に知ってもらう機会を創るかが、無名サイトを広げていくためには重要。
愚直に続けたコラボライブ
https://stand.fm/episodes/60ee1c2b9ce5680007a41a40
Stand.fmで広がる配信の輪
下記に応援配信の一部をご紹介。
https://stand.fm/episodes/60d7dab0b22b1100068255d1
https://stand.fm/episodes/60d87c1f0f804f00064a94b0
https://voicy.jp/channel/1571/177272
これが「プロセスエコノミー」の原型であると体感した。
また、声だけの繋がりであるStand.fm(音声配信)に「クラウドファンディング」を掛け合わせることで、支援者との絆が深まった。
これからの時代はあらゆる活動を通して、価値観をともにする方々と繋がり一緒に何かを成し遂げていくことが幸せな生き方と感じる。
クラウドファンディングを通した学びやノウハウを、これから挑戦する方に向けてkindleにまとめて出版を予定。
出版による収益の目標金額は10万円で、こちらもトマトハウスの建設費用に充てる。
改めて感謝とこれからの活動
今回のクラウドファンディングの目的は、三浦さんのおいしいトマトを全国の方に食べてもらいたい。
特にお子様に召し上がっていただき、健やかな毎日を送るきっかけにしてもらいたい。
その先には、「おいしくて体に良いものを」と、こだわりを持ち日々努力されている農家さんが、適正に評価される仕組みを実現したいという想いがある。
この理念に共感いただいた皆様から、想像を上回る大きな応援の力を頂いた。
信念を持って行動することで共感が生まれ、輪が広がり、活動が大きくなる。
動き出した車輪が加速するような、そんな感覚を抱いた。
賛同いただいた皆様とわれわれIT農人の根底には、周りが幸せになるように心から願う他者貢献、「利他の精神」がある。
誰かが幸せになることが自分の幸せに繋がる、そのことにも改めて気付かされた。
皆様からは支援金だけでなく、たくさんの温かい応援のお気持ちを頂き、心から感謝申し上げます。
クラウドファンディングが終了し、祭りが終わって寂しい気持ちはありますが、今日からは気持ちを切り替えて出発していきます。
IT農人の取り組みを引き続き応援いただけると嬉しいです。
もしIT農人の取り組みにご興味ある方、もっと活動内容について知りたい方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡ください。