クラウドファンディング1100万調達までの険しい道のり
現在、2021年10月にKindleを出版するべく執筆活動中。前回は、5章立てで準備している各章のあらすじをご紹介した。
実は、Kindleをダウンロード頂いた読者特典として、各章最後にあるコラムで「お手本となる方々」へのインタビューを掲載する。
そこで、今回は第4章のクラウドファンディングをテーマに独占インタビューした内容を一部公開する。
ご紹介するのは、クラウドファンディング黎明期に1000万円以上の資金調達に成功したフルプロ農園である。
クラウドファンディング成功の秘訣を知りたい方に読んで頂きたい内容です。
目次
まずはフルプロ農園のご紹介
2017年に創業したフルプロ農園。代表の徳永は家業のりんご農家を四代目として継承。
リンゴを大量生産し、品質が良くてお手軽な価格を武器に事業拡大を目指す。
フルプロの由来は”フルーツ”と”プロデュース・プロダクト・プロフェッショナル”を掛け合わせたものである。
現在は自社サイトでりんごを主力商品として様々な旬のフルーツを取り揃えている。
これから、「秋映」というりんごの品種が旬でおすすめである。
クラウドファンディング黎明期にりんごを武器に挑戦
時は2018年。代表の徳永はクラウドファンディングの存在を知る。
クラウドファンディングの認知度はそこまで高まっていないタイミングである。
そんなときに、徳永はりんごを武器にクラウドファンディングに挑戦することを決意。
耕作放棄地をりんご農園に変えるというビジョンを掲げて
目標金額30万円でプロジェクトを立ち上げる。
ふたを開けてみると、開始3日目にして目標金額30万円を達成した。
一見すると成功したかに見えた徳永にとっての人生初のクラウドファンディング。
そんな経験を徳永は「失敗だらけのクラウドファンディングであった」と語る。
“失敗”の要因は目標金額の見立てが甘かった点とリターンの設計が不十分であった点。
目標金額の件は前述したように3日で達成したことから見て明らか。
実は、一度、達成してしまうと、新たな出資者を募るときの足枷になる。
その後、60日間のクラウドファンディング実施期間を持て余す結果に。
リターン設計の件は、原価率の見極めの甘さである。
100万円を集めたもののて残りの金額が微々たるものであった。
しっかり原価率を想定してリターンを設計することが重要である。
失敗を糧に2回目のクラウドファンディングで1100万資金調達
そんな100万円以上を調達しても"失敗"と言い切るストイックな徳永。
2019年の台風19号による被害で希望を失った農家たちへ
希望を与えるべくクラウドファンディングに挑戦。
結果的には、1100万円以上の資金調達を実現することに成功した。
その肝となったノウハウや裏側はもちろん、
徳永から新たにクラウドファンディングに挑戦する方へのメッセージを
Kindleの読者特典で紹介していく。
続きはオープンチャットで先行公開
今回は、人生初のクラウドファンディングで100万円を調達したにもかかわらず、
なぜ失敗と捉えるのかをご紹介した。
その失敗を励みに大規模のクラウドファンディングで
どんな取り組みをしたのか続きはオープンチャットで先行公開する。
10月上梓まで、他の章もどんどん先出しで限定公開してまいります。
応援頂ける方はオープンチャットに気軽にご参加いただけると嬉しいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。