農情人:食と農の現地情報を発信

農村に訪れたときの体験記や食・農業について綴る

農業は掛け算で儲かる事業に~電気×貸農園×IT~

前回はソーラーシェアリングが地域のインフラになるをテーマにSDGsとの親和性を紹介した。
今回は「農業に電気と貸農園とITを掛け合わせる儲かる農業への道」をテーマに綴る。

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新たな領域へ
目次

掛け算により儲かる農業へ

以前、著書「金儲けのレシピ」をもとに、様々な儲かりのレシピと農業を掛け合わせて事業アイデアを紹介。
農業は種をまいて栽培して出荷するだけでは利益を出すことが難しい。
今回は農業に次の3つの要素を掛け合わせて「儲かる農業」を創造する。
1.電気
2.貸農園
3.IT
 

1.電気

農業×電気として「ソーラシェアリング」が2013年より農水省の許可により実現可能となった。
ビジネスモデルとしては「上で電気を、下で農作物を売る」ことにより、農地から2つの収入を実現する。
商標のプロフェッショナルであるべんりしほっしーさんの音声配信が分かりやすいので、ぜひ聞いてみてください。
ソーラシェアリングのメリットは太陽光パネルの下で農作業が出来るため、暑い時期でも日陰で快適に作業できる点。
しかし、ソーラシェアリングのデメリットは何と言っても初期投資が莫大なため、投資回収に課題がある。
 

2.貸農園

みなさんは近所で貸農園を見かけたことがあるでしょうか?
農家さんが所有する畑を区画分けして、個人の方々に貸し出して利用料を得る仕組み。
都市近郊であれば、「シェア畑」や「ふるさと農園」のようなサービスがある。

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シェア畑の様子
 私の場合、家から5kmのところに「シェア畑」があり10m2のサイズで借りている。
スコップやハサミなど作業に必要な畑にあるため、手ぶらで行けて楽しめる点が便利である。
指導員の方が畑にいらっしゃるので、栽培で不明点あれば親身になって教えてくれるという手厚いサポート付き。
畑を転用するだけで運用可能なため、個人でも初期投資は少なく始められる点がメリットである。
コロナ禍で外出自粛が続く中、畑という癒しのスポットの存在は大きく需要が増加している点も追い風。
ソーラシェアリング×貸農園で個人が農地の一部の権利を持つ仕組みの構築には可能性を感じる。
 

3.IT

最後にITの力を掛け合わせることで儲かる農業を締めくくる。
現在、ITの力で農業界を変えるべく、「食べチョク」という産直販売サービスや「農mers」という人材マッチングアプリが台頭している。
ITの力を「ソーラシェアリング×貸農園」に掛け合わせることで、会員制農園システムを構築する。
サービス内容は、アプリでユーザーが家からでも生育状況を確認できるというもの。
農園管理は全てスタッフが担い、収穫時にユーザーは農園へ訪問し、自由に新鮮な野菜を持ち帰るという仕組み。
会員ステージはいくつかの価格帯を準備して、ステージごとに収穫対象区域が定まる。
最近では、アプリ構築のハードルはどんどん下がっているので、数万円の資金で短期間にサービス構築が可能。
 
このように農業にあらゆる掛け算を提案することで儲かる農業を実現す事業を実現化していきたい。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。