農情人:農業は「創造業」~Metagri(メタグリ)実現へ~

新たな農業のカタチの実現を目指して「Metagri(メタグリ)」をキーワードに活動

NFT化でレアな農産物が〝トークン〟となる時代へ

「暗号資産へ投資しませんか?」
メタバース銘柄がいま伸びています!」
「NFTアートを今のうちに買っておこう!」

など、最近、ブロックチェーン技術への投資が活況を呈している。

あなたは既に暗号資産への投資を考えているだろうか?
私は、最近、暗号資産を取引するために取引所の口座を開設した。
しかし、結局、取引をせずに今まで過ごしている。

「なぜか?」
それは、ただ暗号資産に投資をするだけでは、
株式投資やFXと大差がなく〝面白味がない〟からである。

「どうせなら、投資してもらえるような商品をつくりたい!」

そんな思いで過ごす中で、新たなアイデアが生まれたので発信することにした。

今回、発信する考えと同じ情報は2022年1月現在、
ネットで探しても見つからない……。
そのため、まだ誰も取り組んでいないアイデアだと思うが、
思い切ってアウトプットしてみる。

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ネギがトークンになる時代!?

 

目次

 

まずは「NFT」を掛け合わせてコンテンツをつくる

最近、メディアでもよく取り上げられる「NFT」が
これからの農業をつくる主要な技術だと考える。

著書「農業の常識を超越する Metagri」でも紹介したが、
既存の農業にNFTを掛け合わせると自然と差別化できる。

(生産する農業から想像する農業へ)

 

コンテンツづくりのヒントは〝超規格外〟

「規格外」の言葉は農家からするとネガティブである。
なぜなら、市場の規格から外れた商品のため、
「二束三文」でしか取引されないからである。

ネットで「規格外 農産物」と検索すると、廃棄や加工など
そのままの状態では売れずに、捨てられたり、別の商品に生まれ変わったりしている。

規格外の中には、実は味や栄養価が同等のものが入っていることもよくある話だ。

www3.nhk.or.jp

こんなネガティブな「規格外」を逆転の発想で高付加価値化に成功した事例がある。

1本1万円の極太ネギ、それが「モナリザ

「自称ネギ師」として、がっちりマンデーにも出演され、
メディアでも度々取り上げられるほど注目されている農家がいる。

ねぎびとカンパニー代表の「初代葱師」こと清水寅さんである。 

注目すべきは1本1万円のネギを完売させる実績の持ち主である点だ。

「なぜ、普通は一本30円程度のネギが1万円で売れているのか?」
それは200万本のうち10本程度しか取れない割合……

つまり、年末ジャンボ宝くじの当選確率の割合と同じレベルでしか取れない、
超レアな規格外の〝超極太ネギ〟だからである。

今までの常識では、この〝超極太ネギ〟は規格外品として、市場では取引されない。
しかし、この希少性を武器にして、ブランド商品「モナリザ」を育てあげた。
ターゲットはズバリ〝ネギマニア〟である。(笑)

一つ、希少性を保ち続けている背景は、毎年取れる保証がないことだ。
取れない年は一切の妥協はなく、モナリザを販売しない英断を下す。

ブランド=稼ぎ頭ではない、それが農業

さぞ、モナリザの販売で儲かっているのだろう!
そう勘ぐる方も多いと思う。

しかし、冷静に考えてみる……。
モナリザ10本売っても、売上はたかだか10万円である。
残り200万本をどう販売するかが重要なポイントだ。

モナリザはあくまで〝ブランド商品〟であり、稼ぎ頭ではない。

売上を高めるために、当社が努力している点は
〝高級感のイメージ〟を武器にスーパーのバイヤーと直接交渉していることだ。

当社は一般のネギのように、卸売市場に出荷をしていない。

値段は、相場の3本300円に対して、2本で300円……
なんと、5割増しの強気の価格設定である!

一見、この強気の価格設定は農家さんにとってのみメリットがあるように思われる。
しかし、スーパー側にとっても、実は大きなメリットがある。

ここで、スーパーのビジネスモデルを考えてみたい。
スーパーは製造ではなく小売業の業態である
そのため、手数料収入が主な収益源であるため、
商品単価が上がれば、同じネギを売るにしても、その分、手数料がアップする。

そのため、スーパーとしても同じ仕入数で、同じ棚割を前提とした場合、
割高の商品をたくさん売った方が、結果的に利益も高くなる。

関東では「いなげや」で売られている「初代葱師」のネギ。
ブランドやメディアの効果も相まって売上は右肩上がりを続ける。

 

農業は〝常識を疑った者〟が勝つ世界である。

 

現在、〝儲かる農業〟実現に向けて
「Metagri=Meta(超越)+Agri(農業)」を合言葉に
Kindle出版を続けている。

まず第1弾として、「農業×NFT編」を出版した。
次作は「メタバース編」「DAO編」と常識にとらわれず、
新たな発想で執筆を続けている。
楽しみにして頂けると嬉しいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

2022年に「Metagri=農業の常識を超越」するサービスをつくる!

2021年も終わり、新たな年が幕開けました。
今年はどんな1年になるでしょうか?

リモートワークの推進により、オンラインで完結する仕事が増えるなか
私は「ブロックチェーン技術」を活用したサービスが普及すると予想している。

その中で、「NFT」のキーワードは欠かせない。

そこで、2022年の農情人ブログ第1弾では、
「Metagri=農業の常識を超越」として
「農業×NFT※」の可能性を紹介。
※Non-Fungible Tokenの略

Metagri実現へ

「そもそも NFT って何!?」という方は下記の本がオススメ!

 

目次

 

農業が儲からないワケ

「農業×NFT」の可能性を紹介する前に、
農業で儲かる人が少ない背景をカンタンに紹介。

みなさんは、農家さんが収穫した農作物が
どうやって販売されているかご存知だろうか?

ほとんどの農作物は「卸売市場」と呼ばれる場所を経由して
スーパーのような小売店に配送されます。
そのため、農家さんは近くの「卸売一番」まで農作物を運んで
出荷量に応じて、市場価格をもとに収入が確定します。

「供給過剰」でなければ、採れた農作物は全量買い取ってもらえます。
そのため、作れば作るほど、出荷量は増やせるので、
今までは売ることよりも生産に注力してきました。

しかし、昨今、食の多様化や少子高齢化のような背景で
単一作物を大量生産する手法は限界を迎えつつあります。

天候不順が起きない限りは、「供給過剰」が起きやすい環境ができている。
その結果、市場価格が下落しやすく、作っても作っても
儲からない結果に陥りやすくなる。

農業は生産するだけでも一苦労……
そんな農業界に「販売力」を強化せざるを得ない状況である。
過酷な要求であるとも言える。

そんな中、「NFT」を農業界に持ち込むことは
一つの工夫として有効と考える。

 

ではどうやって「NFT」を農業界に持ち込むか?

「NFT」とは「オンライン上で発行された唯一無二の〝証明書〟」である。
その〝証明書〟を「農業サービス」につなげることが一案である。

現状、「NFT」で収益を上げている分野は次のような分野である。

  • アート
  • 音楽
  • ゲーム

これらはすべて「エンタメ」に関わる。
そのため、農業サービスとして「エンタメ」を盛り込む工夫が必要。

一つのアイデアは、NFTで苗や種の権利をデジタル上で販売するもの。

追い風とも言えるのは、「改正種苗法が2022年4月から施行されること。

詳しくは次のブログにまとめている。

苗や種を開発した「育種家の権利保護」という〝守りの観点〟で成立した法律である。

そんな法律が施行されるなか、〝攻めの観点〟でサービスづくりが必要。
NFTを取り入れて、デジタル上で「苗の証明書」(以下、NFT苗)を
発行するアイデアがある。

育種家との協業により、「NFT苗」をデジタル上で複数発行※する。
その権利販売を実現し、購入者だけが苗から育てた農作物の商用利用権を入手する。
※NFTは、発行者が自由に「発行数」を決められる。

その結果、「NFT苗」を持つ農家だけが、そのオリジナルな農作物を販売できる。
さらに、「NFT苗」と「NFTアート」を組み合わせることで、
食べ物とアートをセットで消費者へ提供できるかもしれない。

一つのアイデアではあるが、誰も手掛けていないサービスを
新たな技術を掛け合わせて構築することこそが
農業を儲かる産業に転換するために必要不可欠。

その他のアイデアは著書『農業の常識を超越する「Metagri」』に
惜しみなくまとめているので一読いただけるとありがたい。

villagehunter.hatenablog.com

prtimes.jp

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

ピンチをチャンスに!~「改正種苗法」を追い風にするためにNFTを活用~

「改正種苗法ってなに?」
「それって農家だけにしか関係ないのでは?」
「賛否両論が飛び交っていることは知っているがよく分からない……。」

「改正種苗法」は2020年12月に成立した法案である。
2022年4月から施行される予定であり、何気なく食べ物を食べている私たちにとっても、概要くらいは掴んでおきたいテーマである。

改正種苗法により、これから日本の食がどうなるのか、
どんな可能性があるのかを紹介する。

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私たちの食

 

目次

 

結論:登録品種の農作物の販売価格が上がる可能性

「改正種苗法」により、登録品種の生産コストが上がる〝可能性〟がある。
なぜなら、登録品種の種苗を農家が自家増殖する際に「許諾」が必要になり、「許諾費」が上乗せされることがあるからだ。
※一般品種は自家採種しても問題ない。

〝可能性〟があると言及した背景は、現在、市場で売られている農作物のうち、一般品種と登録品種の割合が不透明なためである。

農作物によって影響は大きく異なるため、「お米」を事例に紹介

ここで、私たちが頻繁に食べている「お米」を事例に紹介する。

私自身、家で食べているお米は、祖母が広島の田んぼで生産しているものである。
そのお米は「一般品種」のため自家採種しても問題はなく、「改正種苗法」により生産コストが上がることはない。

一方で、ブランド米として人気の高い「青天の霹靂」という青森で作られているお米は「登録品種」である。
そのため、「青天の霹靂」を生産する農家さんが自家採種するときは、青森県産業技術センターから「許諾」が必要となる。
実は、この「許諾」が非常にやっかい……、場合によっては「許諾料」が発生する。

改正種苗法の施行前までは、自家採種の「許諾」は不要であった。
※もちろん、種を転売することを目的とした自家採種はNG。

 

では、「どの程度の影響範囲があるのだろうか?」
それを知るためには、私たちが食べている「お米」のうち、登録品種の割合がどの程度占めるかによるところが大きい。

ネットで調べてみると、作付け面積のうち「17%」が登録品種である。
農水省より
 http://www.ruralnet.or.jp/gn/202011/tane.htm 

 

「17%程度なら大きな影響がなさそう……」と安心した方も多いかもしれない。

しかし、一般的なデータを鵜呑みにすること以上に危険なことはない。
「17%」の数字に何かトリックが隠されている可能性がある。

作付け面積の割合が一番多い品種は「コシヒカリ」であり、全体の33%にも上る。
その品種を統計的には「一般品種」と分類している。

しかし問題は、現在、市場で出回っている「コシヒカリ」のうち、登録品種である「コシヒカリBL」が大多数をしめている。
なぜなら、理由は単純で、新潟県の農協では品種「コシヒカリBL」しか「コシヒカリ」の商品名で出荷できないからだ。
そのため、「17%」の数字は過少に見積り過ぎているといっても過言ではない。

なぜ、生産者や消費者にとって不利なルールが制定されたのか?
それに関しては、色んな見解があるので本やネットで調べてみてほしい。

「改正種苗法」について詳しく知りたい方はこちらの本がオススメである。

ピンチをチャンスにするために「NFT」を掛け合わせて「Metagri」実現へ

「改正種苗法」の真意は定かではないが、法律を施行したとしても、農業全体を管理しきれるかは疑問である。
なぜなら、すべての農家がどのように苗を入手しているのか、増やしているのかを管理する術がないためである。
ましてや、海外に苗が流出すると、手の付けようがない。

「改正種苗法」は攻めと守りの観点だと、「守り」の意味合いが強いと感じる。

そこで、「攻め」の観点で「NFT」を農業に掛け合わせ発想が重要。
例えば、デジタル上で「苗の証明書」を発行して、ブランド化につなげるのは一案。
特に、農作物をECで販売する場合には、権利の証明をデジタル上で紐づけしやすい。

類似事例として、「サウナランド」と呼ばれる雑誌も電子書籍として出版・販売できる商用利用権をNFT化したものを紹介する。
1点ものの限定品のため「276万円」と高い値がついた。

prtimes.jp

この商用利用権を手に入れれば、自由に「サウナランド」を電子書籍で販売して収益を上げることができる。
商用利用権自体を転売することも可能である。

 

新たな発想でサービス化して付加価値を高めることこそが儲かる農業実現において重要な観点である。
なぜなら、農作物自体の価格は上限が決まっているからだ。
「NFT」を掛け合わせて、新たな発想でサービスを構築していく。

では、今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

「農業×NFT=Metagri」で儲かる農業を創る~農作物の生産から創造へ~

豊作貧乏」「米価下落」「3K(きつい・汚い・かっこ悪い)」

農業にはネガティブなイメージがありふれている。

「農業は儲からない」

一般的には〝その通り〟である。
なぜなら、人間にとって欠かない食糧を生産するため、価格は低く抑えられている。
そんな農業界に参入したいという方は非常に稀有な存在である。
儲からない農業のイメージを払拭する一つのキーワードは「NFT※」と考える。
※Non-Fungible Tokenの略

今回は、なぜ「NFT」が「儲かる農業」のきっかけになるかを綴る。
「そもそも NFT って何!?」という方は下記の本をオススメする。

「NFT」をひと言で表すと、オンライン上で承認された権利である。

目次

 

結論

農業に「NFT」の発想を持ち込めば自然と差別化でき「新たな農業」を実現できる。

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Metagri構想へ

農業が儲からない理由

農作業を何度か経験したことはあるが正直、過酷で辛い。
肉体労働が多く、繁忙期はIT企業の大変さを上回ると言っても過言ではない。
あるレタス農家のもとには、日本人の作業者は集まらないため、東南アジアから研修生の名目で来ているのが現状。

「なぜ儲からないのか?」

それは、農作物の価格を抑えることが「国の方針」だからだ。
国民が飢えないように、〝誰でも買える〟値段設定にすることが必要不可欠である。
大多数の農家は、一般的な作物を大量に作ることが求められている。

「作って市場に持って行けば全て売れる」

それが農業の根本にある。
もちろん、市場に出回る作物の量によって、単価は上下する。
時期によっては、豊作にもかかわらず 二束三文の収入にしかならないこともある。
なぜなら、農家みんなが豊作だと資本主義の中では単価が下がるからだ。
それが「豊作貧乏」と言われる農業が抱える大きな課題である。

そんな業界で「売る努力」をしている方は非常に少ない……。
たまにテレビでブランド化に成功して「稼ぐ農家」も紹介されるが、ごくわずか。
それは、あくまで「ニッチな市場」で儲けているからであり、みんなが同じ儲け方はできない。
どうしても、みなが同じニッチな市場に参入すると「資本主義の原理」で全体的な単価は下落してしまう。

儲けている農家の事例はブログでも紹介しているので、ご覧いただけるとありがたい。villagehunter.hatenablog.com

villagehunter.hatenablog.com

 

では、どうやって「儲かる農業」を実現するのか?

まず、「儲かる農業」を実現するヒントは、〝食べる〟以外の「付加価値」で顧客を喜ばすことが必要である。
農業をサービス業にする発想である。
「売り方を工夫する」ことは、顧客を喜ばせる一つの手段でしかない。

そのサービス業にする一つのきっかけが「NFT」であると考える。

現状、「NFT」は〝何物〟か誰にも分からない。
そんな中、「NFT」をどのように農業へ持ち込むかを考えることが最初の一歩である。なぜなら「NFT」を農業に持ち込むと、自然と「既存の枠にとらわれない〝創造的な〟アイデアが生まれる」からだ。

今回、造語として「農業×NFT」の発想で実現する「新たな農業のカタチ」を総称して「Metagri(メタグリ)」と呼びたい。

 

NFTで「特別購入権」を発行する

イデアの一つを紹介する。
それは、「〝レアな市場に出回らない〟農作物の購入権をNFTで発行する」ものだ。
購入権を持つ人だけが、特定のコミュニティに入れたり、特設サイトにアクセス出来たりするものだ。

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パスポートマト(トマトの特別購入権)

この権利を売買することはもちろん可能である。
しかし、活動に共感する〝コアファン〟に可能な限り長期で保有してもらうことが理想である。
そのため、NFTにより保有期間を見える化し、長期の方を優遇する仕組みも取り入れる。
株主優待にあるように、数年間 保持している方へ特別なサービスを提供するイメージである。

 

今回、このような「新たな農業のカタチ」である「Metagri(メタグリ)」を軸にKindle出版を予定している。
それまでに一つ以上、「NFT×農業」の事例も創造する予定である。
発売をお待ちいただけるとありがたい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

5冠達成! そして、第2弾の出版に向けて

「表紙がごちゃごちゃし過ぎ」
「ノウハウをもっと開示すべき」
「サブタイトルが稚拙」

これらは、電子書籍 初出版を通して頂いた厳しいご意見の数々。
指摘を受けるのは誰でも辛い。
しかし、捉え方によっては「伸びしろが大きい」とも言える。

第1回目の出版を通して得た あらゆるご意見を踏まえて
次作の出版につなげる。

そこで、今回は、改めて「本の簡単な紹介」と「次作のお知らせ」を綴る。
 https://amzn.to/3C4TOhc

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部門別5冠達成!

出版 第1弾のご紹介

  • 毎朝起きるのが辛く、なんだか"やる気"が起きない
  • 必要最低限の仕事はするが、自ら主体的に働くモチベーションがわかない
  • 「会社を辞めたい!」とは思うが、なかなか一歩を踏み出せない
  • 転職して間もないが、仕事にやり甲斐を見出せない
  • 既に2回転職していて、3回目の転職はリスクが高くて踏み切れない
  • 副業も始めたいが、本業でエネルギーを奪われて始められない

今回の出版におけるターゲットは2020年10月の私自身である。
2021年10月の執筆現在、独立して1年が経過した。

「勇気を出して一歩踏み出して良かった」

1年を振り返って言えるのは、この一言である。

一方で、私自身、まだこれといった大きな実績は得られていない。
この1年間は、色んな種をまいた年でもあった。

一つの事業として電子書籍出版に取り組んだ。
自身のこれまでを振り返り、「造語」というキーワードで1冊に仕上げた。

コロナ禍による時代の変化に合わせて、
新たな一歩を踏み出すきっかけが欲しい方にこそ読んでいただきたい1冊。

 

次作(第2弾)のお知らせ

第1弾の出版では「自身の振り返り」と「造語によるブランディング」が
メインのため、「農村」「東南アジア」は深く書ききれなかった。

そこで、第2弾では、「東南アジアの農村」をキーワードに
読んだ方が「農村に行った気持ちになり幸福度が少し上がる」1冊を書く。

タイトル案は「世界一農村を愛す起業家」である。

過去に100を超える農村を訪れた経験をもとに
農村のエピソードや写真をふんだんに盛り込む。

コロナ禍で海外へ行けない中、
本を読むことで農村の秘境にお連れしたい。

11月中に出版の予定のため、期待して頂けると有難い。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます!

 

クラウドファンディング1100万調達までの険しい道のり

現在、2021年10月にKindleを出版するべく執筆活動中。前回は、5章立てで準備している各章のあらすじをご紹介した。

villagehunter.hatenablog.com

実は、Kindleをダウンロード頂いた読者特典として、各章最後にあるコラムで「お手本となる方々」へのインタビューを掲載する。
そこで、今回は第4章のクラウドファンディングをテーマに独占インタビューした内容を一部公開する。

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クラウドファンディング失敗と成功の秘訣

ご紹介するのは、クラウドファンディング黎明期に1000万円以上の資金調達に成功したフルプロ農園である。
クラウドファンディング成功の秘訣を知りたい方に読んで頂きたい内容です。

目次

 

まずはフルプロ農園のご紹介

2017年に創業したフルプロ農園。代表の徳永は家業のりんご農家を四代目として継承。
リンゴを大量生産し、品質が良くてお手軽な価格を武器に事業拡大を目指す。
フルプロの由来は”フルーツ”と”プロデュース・プロダクト・プロフェッショナル”を掛け合わせたものである。
現在は自社サイトでりんごを主力商品として様々な旬のフルーツを取り揃えている。

frupronouen.thebase.in

これから、「秋映」というりんごの品種が旬でおすすめである。

 

クラウドファンディング黎明期にりんごを武器に挑戦

時は2018年。代表の徳永はクラウドファンディングの存在を知る。
クラウドファンディングの認知度はそこまで高まっていないタイミングである。
そんなときに、徳永はりんごを武器にクラウドファンディングに挑戦することを決意。

耕作放棄地をりんご農園に変えるというビジョンを掲げて
目標金額30万円でプロジェクトを立ち上げる。

greenfunding.jp

 

ふたを開けてみると、開始3日目にして目標金額30万円を達成した。
一見すると成功したかに見えた徳永にとっての人生初のクラウドファンディング
そんな経験を徳永は「失敗だらけのクラウドファンディングであった」と語る。
“失敗”の要因は目標金額の見立てが甘かった点とリターンの設計が不十分であった点。

目標金額の件は前述したように3日で達成したことから見て明らか。
実は、一度、達成してしまうと、新たな出資者を募るときの足枷になる。
その後、60日間のクラウドファンディング実施期間を持て余す結果に。

リターン設計の件は、原価率の見極めの甘さである。
100万円を集めたもののて残りの金額が微々たるものであった。
しっかり原価率を想定してリターンを設計することが重要である。

 

失敗を糧に2回目のクラウドファンディングで1100万資金調達

そんな100万円以上を調達しても"失敗"と言い切るストイックな徳永。
2019年の台風19号による被害で希望を失った農家たちへ
希望を与えるべくクラウドファンディングに挑戦。

camp-fire.jp

結果的には、1100万円以上の資金調達を実現することに成功した。
その肝となったノウハウや裏側はもちろん、
徳永から新たにクラウドファンディングに挑戦する方へのメッセージを
Kindleの読者特典で紹介していく。

続きはオープンチャットで先行公開

今回は、人生初のクラウドファンディングで100万円を調達したにもかかわらず、
なぜ失敗と捉えるのかをご紹介した。
その失敗を励みに大規模のクラウドファンディング
どんな取り組みをしたのか続きはオープンチャットで先行公開する。

10月上梓まで、他の章もどんどん先出しで限定公開してまいります。

応援頂ける方はオープンチャットに気軽にご参加いただけると嬉しいです。

bit.ly

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

Kindle出版に向けて遂に始動~Kindleで金(きん)獲る~

「3本の矢」を放つことを宣言して早2ヶ月。
今回は、3本目の矢であるKindle出版に向けた体制の準備が
ようやく整ったの紹介する。

クラファンを終えて「3本の矢」を紹介したブログ

villagehunter.hatenablog.com

 

Kindle出版はあくまで通過点であるが、
やるからにはAmazonの部門ランキングNo.1を目指す。
そんなKindle出版の内容を各章のあらすじとともにご紹介。

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Kindleで金(きん)獲る

目次

 

Kindle出版で金(きん)獲るためのプロセスエコノミー

「プロセスエコノミー」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
これは”けんすう”さんが提唱した概念である。

「プロセスエコノミー」の対極にあるのは「アウトプットエコノミー」

今までは途中過程は全て独自で担い
完成品を市場で販売することが主流であった。

一方で、プロセスエコノミーは工場見学のように
制作過程を公開して参加者を巻き込んでいく。
その結果、差別化が図れるというノウハウである。

Kindle出版でも「プロセスエコノミー」を活用

今回、Kindle出版でも「プロセスエコノミー」を取り入れていく。

そのためにオープンチャットを立ち上げ、
応援者と一緒に作り上げていき、質の向上を狙う。
bit.ly


チャット内では、情報を先出しするのはもちろん
タイトル案や表紙案のアンケートを取りながら
より良い1冊に仕上げていく。

もし応援頂ける方やこれからKindleを出版される方は、
気軽にご参加頂けると嬉しいです!
目標とする「KindleでNo1」を獲得した暁には、
参加者のKindle出版をサポートを予定。
みなさまのご参加をお待ちしております。

各章に独自のノウハウが詰まったプライスレスな本

今回、出版するKindleは5つの章立てで執筆。
各章のあらすじやおすすめポイントを紹介する。

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5章立ての概要

1章:【面白がり力】これからのキャリアチェンジで求められるもの

執筆を担当するのは1万人の求職者と面談してきた、
転職エージェント業界のプロである三宅さん。

twitter.com

キーワード:「これからのキャリア」「パラレルワーク」
「企業採用ニーズの変化」「社外コミュニティ」

キャリアを模索中の方や現状の会社員生活に
疑問を持っている方に読んで頂きたい章である。

 

2章:【深掘り力】ワクワクを見つけてオンリーワンの存在になる

農業×情報×人財でオンリーワンを目指している私が執筆。
キーワード:「ワクワクを定義」「モーニングページ」
「まずは応援」「ニッチな趣味」「オンリーワン」

この1週間を振り返ってあなたが心からワクワクしたことが
パッと浮かばない方にこそ読んで頂きたい章。

ワクワクする状態を作る答えはあなたの中に必ずある。

3章:【信用貯金力】小さく始めてみる。小銭稼ぎでなく信用貯金

執筆を担当するのは1万人に一人の割合とレアな士業である
弁理士」の青ほっしーさんが執筆。

twitter.com

キーワード:「音声配信」「信用貯金」「心理学」「スタエフのノウハウ」
スタエフ開始9か月で、既に多くの方々と繋がっている
青ほっしーさんだからこそ得た知見がギュッと詰まっている。
スタエフを新たに始める方はもちろん、
既に取り組んでいる方にも役立つノウハウがたくさんあるので乞うご期待!

 

4章:【桃太郎力】クラウドファンディングで信用貯金を応援ファンドに投資

7月中旬まで実施していたクラウドファンディングの秘話や
一般的には語られないリスクやノウハウをご紹介する。

villagehunter.hatenablog.com

キーワード:「桃太郎」「クラウドファンディング
「知られざるリスク」「きび団子代わりのトマト」
「応援ファンド」「プロセスエコノミー」「バーベキュー型」

クラファンで1000万円越え!?

4章には読者限定特典も盛り込む。
それは、1100万円もの調達に成功した
フルプロ農園の徳永社長の独占インタビューである。

camp-fire.jp

 

1000万円越えの資金調達は日本国内のランキングで
トップ50に入るレベルである。
クラウドファンディングはもちろん、資金調達の参考になるはずである。

クラウドファンディング「資金調達額」ベスト100
https://shikin-pro.com/guide/6025

最終章:そもそもIT農人(イートノート)って何?

最終章では2020年12月から活動をスタートしたIT農人を紹介。

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IT農人の理念と語源

会社でもNPOでもない、未だ定義しきれていない組織形態である。
資金ゼロで立ち上がってもうすぐ1年
どんな特徴や強みがあり、なぜ継続しているかをまとめる。
キーワード:「IT農人の語源」「良い人たち」「農業」
「チーム」「エンタメ化」「ネーミング」「リモートトラスト」

 

キャリアコンサルタント×弁理士×農情人でオリジナルな1冊へ

上記の5章の内容を3人で執筆している。
一見、仕事上では関係しそうにない業界に身を置く3人の経験を
掛け合わせるからこそできるオリジナルな1冊に仕上げていく。

10月上梓まで質を上げていますので楽しみにしていてください。

応援頂ける方はオープンチャットに気軽にご参加いただけると嬉しいです。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。